夫のリクエストで作ったという、分厚いカツサンドのお弁当がInstagramで評判です。
動画を投稿したのは、韓国で家庭を切り盛りする日本人の妻で、夫くまさんへのお弁当を日々届けているという@kumasan_bento_さん。
投稿された動画は、執筆時点で5600件を超える「いいね」を集め、31万回以上表示されています。
そこで、LIMO編集部は@kumasan_bento_さんに許可をいただき、気になる本投稿のポイントをご紹介!
また記事中では、家計の「肉類」への支出も解説します。
※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 揚げない豚カツは、乾煎りしたパン粉をまとわせてオーブンへ
まずは、白い容器にカツサンドが収められていく場面から。
両手で持ち上げられると、断面に「分厚ーいカツサンド」のテロップが重なります。
場面は、紙の上の豚ロースへ。
「豚ロースに筋切りをして塩胡椒」のテロップとともに、包丁の先で筋が切られ、塩と胡椒がふられていきます。
続いて薄力粉、卵液、乾煎りしたパン粉の順に、衣がつけられていきます。
テロップは「210度に予熱したオーブンで20分返して15分焼く」。
なお、キャプションによると、投稿者さんの家ではエアフライヤーを使っているそうです。
焼き上がった豚カツは、衣の粒まで濃いきつね色です。
「バターでこんがり焼いたパンにからしマヨ」のテロップどおり、焼き色のついた食パンに、からしマヨが塗り広げられます。
豚カツにソースがかけられ、千切りのキャベツがこんもりとのると、もう1枚のパンが重なります。
2. クッキングシートで包み、くまのテープでとめて半分に。手前に副菜4品
挟み終えたカツサンドは、「圧をかけてくるくるしたらサイドを入れ込む」のテロップのとおり、クッキングシートで包まれ、端が内側へ折り込まれます。
仕上げに巻かれるのは、くまの絵柄が並んだテープです。
包丁が入ると、豚カツとキャベツが層になった厚い断面が現れ、「しっとり」の文字が添えられます。
「副菜詰めます」のテロップを合図に、カツサンドの手前へおかずが加わっていきます。
最初は「夏野菜の煮浸し」で、黄色や赤のパプリカ、ズッキーニが加わります。
続いて「えんどう豆とアスパラのサラダ」、赤紫色の「紫玉ねぎの酢漬け」、ピンク色の花の形をした「大根のゆかり甘酢」が、すき間を埋めていきます。
最後に指先でパセリがふられ、「パセリをかけたら完成」のテロップが浮かびます。
奥には断面を見せたカツサンドが2切れ、手前にはパプリカやズッキーニ、アスパラ、二つのピンクの花が並びました。
持ち上げられたお弁当に「召しあがれ」の文字が重なって、動画は終わります。
@kumasan_bento_さん、掲載のご許可をありがとうございました!
3. 「乾煎りパン粉」って何?
乾煎りパン粉は、油をひかないフライパンでパン粉を混ぜながら、きつね色になるまで炒ったものです。
揚げずにオーブンで焼くと、衣は白っぽく仕上がりがちです。
先に色をつけておけば、揚げたような見た目に近づけやすくなります。
キャプションでは、油が下に落ちるよう、油切り網の上にのせて焼くことがすすめられています。
厚みのある豚肉は、中心までしっかり火が通ったことを確かめてから挟みましょう。
キャプションにあるこのリクエストを読んでから動画を見返すと、包丁が入った瞬間の断面がいっそう迫力を増して見えました。
テープに小さなくまの絵柄が並んでいるのに気づいて、夫くまさんへのお弁当らしさに私も思わずにっこり。
9月半ばの投稿で、副菜には「夏野菜の煮浸し」が並びます。
残暑のころのお昼に、冷蔵庫で一晩寝かせた野菜があるとうれしいですよね。
4. お肉にかける1か月「8520円」は、世帯まるごとの平均
このカツサンドの主役は、筋切りをして焼き上げた厚切りの豚ロースです。
総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年(令和7年)平均結果の概要」によると、二人以上の世帯が1か月に肉類へ使う金額は「8520円」です。
この金額は一人分ではなく、世帯全体で買ったお肉の支出を、全国でならした平均です。
二人暮らしの家庭と食べ盛りの子どもがいる家庭とでは、同じ金額でも受け止め方は違ってくるはずです。
平均と見比べるときは、まず自分の家の人数を思い浮かべてみるとよさそうです。
ちなみに、野菜・海藻に使う金額は1か月「9715円」です。
一つは、家計調査が日本国内に住む世帯の家計を集計したもので、韓国で暮らす投稿者さんの食費を表す数字ではない点です。
もう一つは、肉類も野菜・海藻も食料費のなかの一つの費目で、二つを足しても食費全体にはならない点です。
「かぶりつきたい」というひと言に、分厚いひと切れで応える。
そんなやりとりが毎日のお弁当の向こうにあると思うと、見ているこちらまで心が温まります。
※当記事は、話題となった情報をお伝えすることを目的としています。調理の際は衛生面に注意し、十分に加熱してから召し上がってください。
※本サイトは当記事内で扱う投稿において、調理や飲食による事故や損害を補償いたしません。
参考資料
小野 温子
