無数のイワシを描いて1匹のクロマグロを表現した、精巧なアート作品が、X上で話題になっています。

投稿したのは、@yogore_1210さんです。

当ポストには執筆時点で555万4000件を超えて表示されており、「はわわわ天才兼バケモンだ」「根性あるなぁ発想も素敵」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@yogore_1210さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 無数のイワシが大きなクロマグロに!圧巻のアート作品が話題

絵をよく見てみると…1/6

絵をよく見てみると…

出所:@yogore_1210

細部までイワシで構成されています2/6

細部までイワシで構成されています

出所:@yogore_1210

「イワシでクロマグロを描きました!」そんなコメントとともに投稿されたのは4枚の写真。

そこに写っていたのは、細かな線で緻密に描かれた、大きなクロマグロのイラストでした。

鋭く伸びた頭部や力強い胴体、背びれなどが丁寧に表現されており、今にも泳ぎ出しそうな迫力があります。しかし、よく目を凝らしてみると意外な発見が…。

なんと、クロマグロの体を形作っているのは、無数の小さなイワシだったのです。

一匹一匹に目やひれが描き込まれており、まるで大きな群れを作って泳いでいるかのよう。これほど多くのイワシを描きながら、クロマグロの姿を見事に表現していることに驚かされますね。

もともとイワシの群れをモチーフにした絵を描いているという@yogore_1210さん。新たにオープンする鮪専門店に飾る作品の制作を依頼されたことがきっかけで、この絵を描いたのだと話します。

そんな無数のイワシで表現されたクロマグロの作品は、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「天才兼バケモンだ」緻密なクロマグロの絵に称賛の声

作業の大変さが伺えます3/6

作業の大変さが伺えます

出所:@yogore_1210

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「忍耐力と集中力と絵心無いと出来ない秀作」
  • 「スゴイ!圧巻!センスが良いとはこういうことか…」
  • 「スゲェ…水族館とか博物館に飾ってたら見入っちゃうレベルやで」
  • 「スイミー思い出しました。好きです、こういう絵」

など、圧巻の絵に見入ってしまう方から、スイミーを思い出す方など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「ここまで多くの人に見てもらえるとは思ってなく、驚きでいっぱいです」と振り返る投稿主さん。

また、「スイミーみたいと言っていただける声が多く、スイミーは多くの人が知ってるんだな〜と思いました。スイミーという作品の偉大さを感じました」と、今の気持ちを教えてくれました。

3. 完成まで1ヶ月半以上!無数のイワシに込められたこだわりとは?

無数のイワシによって表現された、迫力満点のクロマグロ。これほど緻密な作品を完成させるまでに、どれくらいの時間がかかったのでしょうか。

@yogore_1210さんに制作時間を尋ねたところ、仕事終わりの隙間時間を使って描き進め、完成までに1ヶ月半以上かかったと教えてくれました。大きなクロマグロの体を形作るために、一匹一匹のイワシを丁寧に描き込んでいく作業には、相当な根気が必要だったことがうかがえます。

また、制作する上で特にこだわったのは、魚の「目」なのだそう。その理由について、@yogore_1210さんは「魚好きの友人から、魚は目が命とアドバイスをいただいたので、目は特にこだわりました」と話します。実際に作品をじっくり見てみると、小さなイワシにも一匹ずつ目が描かれており、細部にまでこだわって制作されたことが伝わってきますね。

遠くから見ると大きなクロマグロ、近くで見ると無数のイワシという、二重の楽しみ方ができる今回の作品。その独創的な発想だけでなく、長い時間をかけて細部まで描き込んだ丁寧な仕事ぶりにも、驚かされますね。

4. 著者からの一言コメント

八重樫 友美
無数のイワシで大きなクロマグロを表現するという発想に、まず驚かされました!遠くから見たときの迫力はもちろん、近くで見ると一匹一匹のイワシが丁寧に描かれているのも素晴らしいですね。1ヶ月半以上かけて完成させたという制作秘話を知ると、作品の魅力がさらに増すように感じます。一度この目で本物を見てみたくなりました。

5. 日本のアート市場規模・芸術家の売上高はどれくらい?

ここからは記事の内容にちなんで、日本のアート市場規模をご紹介します。

経済産業省の調査によると、2021年の日本のアート市場規模は2363億円で、世界の7兆円に対してわずか4%程度にとどまります。

また、日本の芸術家の年間平均売上高は約280万円であり、3490万円の広告業や1210万円のデザイン業と比べても大幅に低い水準です。

そのため芸術家として専業で生計を立てる厳しさが浮き彫りとなっています。

一方で、近年はアートが持つ企業の成長支援や地域活性化などの経済的な価値に注目が集まっており、今後は国内市場の拡大や環境改善に向けた展開が期待されています。

今回はXで話題になっている「イワシで描いたクロマグロの絵」をご紹介しました。

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参考資料

八重樫 友美