「10時間超え手術で手が脳ミソみたくなった」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

@ToshiKimura_JRCさんが投稿した当ポストは、執筆時点で403万8000件を超えて表示されています。

そこで、LIMO編集部は話題の@ToshiKimura_JRCさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 13時間半の手術後…ゴム手袋の下にあったのは「脳ミソみたいな手」

撮影当時の状況について尋ねると、「実際に13時間半くらいかかった脳腫瘍の手術が終わり、トイレに行こうとしているところです」と話してくれた投稿主さん。

「手袋を脱いでふやけている部分を見ると、シワが深く長い溝と浅い短い溝でできているところがちょうど『脳っぽい』と思い、撮影しました」と教えてくれました。

まさに脳ミソ!脳外科医が言うなら間違いない1/4

まさに脳ミソ!脳外科医が言うなら間違いない

出所:@ToshiKimura_JRC

“脳みたいな”シワができた理由については、「長時間手術用の手袋をしていて、かつボールを握るような感じの形になっていたからだと思います。患者さんの頭部に接触している小指側が蒸れ、シワシワになっていました」と話してくれました。

リプライ欄には、「えええ凄い!」「これが神の手か~…」といった素晴らしい仕事を称賛する声のほかに、「脳外科医が脳ミソっていうならこれが脳ミソなんだな」などのコメントも集まっています。

2. 脳外科の手術にかかる時間とは?医師の食事や排泄はどうしている?

脳外科の手術にかかる時間は内容によって異なり、脳腫瘍の摘出一つをとっても3時間程度のものから10時間以上かかるものまで幅があります。投稿主さんによると、「10時間以上も集中力が続くのが凄いというコメントが多くありましたが、実際にはそんなに長く集中しているのではなく、数分の集中を何度も繰り返しているんだと思っています」とのこと。間違いが許されない状況で日々奮闘されている医師の方々には頭が上がりません…!

「『手術中、食事・排泄はどうするの?』という質問はよくありますが、アドレナリンが出ているためか、食べたい・飲みたいと思うことはありません」と話す投稿主さん。「排泄も同様です。過去には27時間ぶっ通しで手術をしたことがあり、尿が褐色になっていて、身体には悪いと思いました」と経験を教えてくれました。手術中は交感神経が優位になっているため、一般的にほかの医師も空腹を感じたりトイレに行きたくなったりしないことが多いようです。

また、投稿の反響については「思ったより反響があったというのが正直なところで、長時間立ちっぱなしで手術していると思っている方が多いんだなと思いました」と振り返る投稿主さん。「内視鏡で腫瘍を取る手術では立って行う医師も多いですし、例えば亡くなった脳神経外科医の福島孝徳先生は少なくとも60代くらいまでは立って行っていたように思いますが、多くの脳外科医は顕微鏡手術は椅子に座って行います」と一般にはあまり知られていない実情を教えてくれました。

3. 著者からの一言コメント

丸田 未由希
体を酷使するような長時間の手術でもやりがいを持って取り組まれている姿に感銘を受けました。「脳ミソってやっぱりこんな感じなんだ」といったコメントも複数見られ、「脳外科医が語る脳ミソ」の説得力に頷きました。

4. 日本人の平均寿命&健康寿命はともに上昇。一方で国民健康保険4年上限アップなど若年層に負担も

厚生労働省の2019年調査によると、日本人の平均寿命は男性81.41年、女性87.45年に対し、健康寿命は男性72.68年、女性75.38年となっています。

健康寿命は2010年調査以降、平均寿命の伸びを上回る約2年の延伸を見せており、がんや循環器疾患といった生活習慣病の一次予防施策が一定の成果を上げています。

一方で、高齢化に伴う医療給付費の増大は深刻な課題であり、国民健康保険料の上限額が2022年度から4年連続で引き上げられるなど、若年層の負担増加につながっています。

今回はXで話題になっている「手術後でシワシワになった脳外科医の手」をご紹介しました。

5. 今読まれている【丸田 未由希のおすすめ記事】3選

5.1 【なんて読む?】熱田神宮の展示パネルに「燧」の文字 「一番読めない奴フリガナなくて草」

            【なんて読む?】熱田神宮の展示パネルに「燧」の文字 「一番読めない奴フリガナなくて草」    

@fnocefさんが投稿した、「なんて読むの?」と投稿した、「なぜかふりがなのない難しい漢字」が、X上で話題になっています。愛知県名古屋市の熱田神宮で展示パネルを読んでいたら、分からない漢字を発見!簡単な漢字にふりがながあるのに、肝心の一番読めない文字には振られていませんでした。執筆時点で839万件を超えて表示されているSNSでの反響をお伝えするとともに、愛知県の観光消費額についても解説します。

5.2 秋田県の「激辛伝統食」を一口食べてみると 「口に入れた瞬間ジュッ」「さすが鮭風味の塩」

            秋田県の「激辛伝統食」を一口食べてみると 「口に入れた瞬間ジュッ」「さすが鮭風味の塩」    

@blacklago_nさんが投稿した、「全く足りなかった『秋田県の激辛弁当』」が、X上で話題になっています。150円で購入した「げきからぼだっこ飯」にのっているのは、ひとかけらの秋田の伝統食「ぼだっこ」。食べ終わった後の様子に「さすが鮭風味の塩と形容されるだけある」といったコメントが集まり、執筆時点で2152万件を超えて表示されました。記事の後半では、秋田県の観光消費額についてもお伝えします。

5.3 タンカー船で引き上げた巨大魚「オオニベ」 35食以上のおかずに変身「漁船やん」

            タンカー船で引き上げた巨大魚「オオニベ」 35食以上のおかずに変身「漁船やん」    

@tokokaiunさんが投稿した、「タンカー船で釣れた『130センチの巨大魚』」が、X上で話題になっています。ガソリンなどを全国に届けている神戸の海運会社「東幸海運」のタンカー船の船長さんが、なんとか引き上げたのは「オオニベ」でした。リプライ欄には、あまりの大きさに感嘆の声が寄せられ、「船に乗る醍醐味」といったコメントも。記事の後半では、釣りにちなんで趣味などの教養娯楽費についてもお伝えします。

参考資料