「くっさい!!」――元々納豆が苦手だったという@bebecouple.ian.yukiさんの旦那さん。においに顔をしかめながらも、ひと口食べてみると、表情はみるみる変わっていきます。
@bebecouple.ian.yukiさんがInstagramに投稿した、アメリカ人の旦那さんが一番嫌いな日本食・納豆に挑戦する動画が、1万件を超えるいいねを集めています。
1. 【一番嫌いな日本食】「くっさい!!」からどうなる?アメリカ人旦那の納豆チャレンジ
離乳食用の納豆を買ったのをきっかけに、旦那さんも納豆に挑戦することに。
新しい食べ物に挑戦する娘さんを見て、「僕も負けてられない!」と納豆を手に取ります。
「いただきます」のあと、においをかいで「くっさい!!」、混ぜて「泡立ってる!!」と戸惑いながら、ついにひと口。
食べた直後は「美味しい!!」「まじオイシイ!」。
自分でも信じられない様子で何度も確かめ、「今まで食べる勇気がなかっただけだった」と話します。
最後は「納豆最高じゃん!!」。娘さんに納豆を食べさせてもらい、「これからみんなで納豆食べられるね」という言葉で締めくくられます。
コメント欄には「日本人でも苦手な人いるのに、食べようとするのが凄いえらい。」「トライする心意気が素敵」といった声も寄せられていました。
@bebecouple.ian.yukiさん、ご協力ありがとうございました!
2. 納豆に似た食べ物は海外にもある?ひきわり納豆との違いは
全国納豆協同組合連合会によると、アジアには大豆を加工したさまざまな食べ物があり、ネパールの「キネマ」などは味や香りが糸引き納豆に近いのではないかとされています。
また、糸引き納豆は「丸大豆納豆」「挽き割り納豆」「五斗納豆」の3つに分けられるそうです。
「丸大豆納豆」は大豆を丸ごと煮て発酵させた、最もポピュラーな納豆。
「挽き割り納豆」は大豆を炒って粗く挽き、表皮を取り除いてから煮るのが特徴です。
苦手な人は、種類を変えて試してみるのも一つの方法かもしれません。
苦手だった食べ物でも、ひと口で印象が変わることがあるようです。
では、日本を訪れる外国人にとって、日本食はどんな存在なのでしょうか。
3. 訪日客が日本でしたことの1位は「日本食を食べること」、次回したいことも1位に
観光庁の「訪日外国人の消費動向 インバウンド消費動向調査結果及び分析 2025年 年次報告書」によると、日本滞在中にしたことは「日本食を食べること」「ショッピング」「繁華街の街歩き」の順で選択率が高くなっています。
次回日本を訪れたときにしたいことでも、1位は「日本食を食べること」でした。
3.1 訪日客が最も満足した飲食(2025年)
- 肉料理:32.5%
- ラーメン:19.7%
- 寿司:13.7%
ちなみに、2026年4-6月期(2次速報)の国籍・地域別の訪日外国人旅行消費額では、米国が3860億円で最も大きく、そのうち飲食費は799億円でした。
米国からの旅行者(一般客)1人当たりの旅行支出は37万9775円(前年同期比5.1%増)で、うち飲食費は7万8590円です。
納豆のように好みが分かれる食べ物もありますが、日本食そのものが旅の大きな目的になっているようです。
4. 日本食をきっかけに、また日本へ?飲食費5463億円と「再訪」のつながり
観光庁の2026年4-6月期の調査結果(2次速報)によると、訪日外国人旅行消費額のうち飲食費は5463億円でした。
同じく2025年の年次報告書では、日本への再訪意向について「必ず来たい」が77.9%、「来たい」が19.2%となっています。
政府は観光立国推進基本計画(第5次)で、リピーター層の再訪日意欲の喚起を施策に掲げています。
日本食を目当てに何度も日本を訪れる人が増えれば、その支出は各地の飲食店の売上にもつながっていくと考えられます。
旦那さんが「今まで食べる勇気がなかっただけだった」と話したように、ひと口食べてみることで好きになる日本の味もあります。
そうした小さな発見の積み重ねが、「また日本で食べたい」という気持ちを育てていくのかもしれません。
5. 訪日客と日本食、よくある疑問
Q. 訪日外国人旅行消費額の「飲食費」には、何が含まれる?
A. 観光庁の調査の費目区分では、食堂やレストラン、専門料理店、そば・うどん店、すし店、酒場、喫茶店、ハンバーガー店、飲食系の移動販売、配達飲食サービスなどでの支出が含まれます。パッケージツアー料金や宿泊費に含まれる飲食費は対象外で、弁当などを買って持ち帰った場合は買物代の「その他食料品・飲料・酒・たばこ」に分類されます。
Q. 訪日外国人の日本旅行の満足度は?
A. 観光庁の2025年の年次報告書によると、訪日旅行全体の満足度は「大変満足」が73.5%、「満足」が23.9%でした。国籍・地域別では、米国や英国、フランスなどで「大変満足」の割合が8割を超えています。
6. 著者からの一言コメント
参考資料
- @bebecouple.ian.yuki
- 観光庁「訪日外国人の消費動向 インバウンド消費動向調査結果及び分析 2025年 年次報告書」
- 観光庁「【インバウンド消費動向調査】2026年4-6月期の調査結果(2次速報)の概要」
- 観光庁「観光立国推進基本計画(第5次)(概要)」
小野 温子
