秋も深まってくるこの時期、お家で手軽にハンドメイドを楽しんでみませんか?

今回紹介するのは、なんと20分で作れる透明なカードケースの中でレースと刺繍リボンがふんわり透ける「がま口ポーチ」。@yuwa.handmadeさんがInstagramに投稿したこの作品の制作動画は、執筆時点で約17万2000回再生と、多くの人の目に留まっています。

材料の中心は、セリアで手に入るソフトカードケースとがま口金具です。この記事では、作り方のコツや材料に加えて、手芸材料にかかる家計の支出データもあわせてお伝えします。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

※今回ご紹介する動画は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※本記事の情報は執筆時点(2026年10月14日)のものです。閲覧時点では、在庫状況や価格等が異なる可能性がございます。

1. 布の代わりに“カードケース”。土台に選んだのはセリアの2アイテム

1/3

出所:@yuwa.handmade

出所:@yuwa.handmade

ポーチの本体になるのは、セリアのソフトカードケースです。布を縫い合わせる代わりに、やわらかい透明ケースの中にレース生地とインド刺繍リボンを重ねて入れ、柄が外から見えるように仕立てています。

開け閉めの部分には、同じくセリアのがま口金具を使っています。細い布用両面テープや接着剤で貼り合わせていくため、ミシンや針を使わずに作れるのが特徴です。

2. 接着剤の扱いが仕上がりを左右する!投稿者が教える5つのコツ

2/3

出所:@yuwa.handmade

出所:@yuwa.handmade

投稿では、作業中に気をつけたいポイントが5つ紹介されています。

  • 接着剤は「入れすぎず、少なすぎず」:つまようじで均一にのばすと、きれいに仕上がる
  • 手についたらすぐ濡れ布巾で拭く:ベタつきを防げて、作業も進めやすくなる
  • カードケースに付いたらその都度拭く:ケースに付いた接着剤は落ちにくいため、こまめに拭くのがポイント
  • 付属のひもは押し込みすぎない:仕上がりがすっきり見える
  • 口金を締めるときは当て布をする:ペンチの跡や傷が付きにくくなる

@yuwa.handmadeさんも、初めて作ったときは手が接着剤だらけになって慌てたそうです。自身の失敗をふまえたアドバイスなので、これから作る人にとって心強いヒントになりそうです。

3. 〈完成〉レースと刺繍リボンがのぞく大人可愛い「クリアポーチ」

3/3

出所:@yuwa.handmade

出所:@yuwa.handmade

完成したポーチは、透明なケース越しにレースの模様と刺繍リボンの色が重なって見える仕上がりです。

コメント欄には「見惚れちゃいました」という感想や、さっそく材料を買いに行くという声が届いています。刺繍を両面からケースで守れる点に「その手があったか」と反応する人もいました。

@yuwa.handmadeさん、素敵な作品の掲載にご協力いただきありがとうございました!

4. 名前の由来はガマガエル?がま口のしくみをおさらい

口金を左右から合わせて「パチン」と閉めるがま口は、開いたときの形がガマガエルの大きな口に見えることから名付けられたといわれています。

しくみはシンプルで、口金の溝に接着剤を入れ、本体と「紙ひも」を一緒に差し込んで固定します。紙ひもはすき間を埋めて本体が抜けないように支える役目があり、最後に口金の端をペンチで締めて完成です。

縫う工程がないぶん、裁縫に自信がない人でも取り入れやすい手芸といえます。口金の大きさを変えれば、小銭入れやペンケース、メガネケースなどにも応用できます。

5. 編集部が注目したハンドメイドのポイント

安達 友美

100均のカードケースがこんなに華やかなポーチに変わるなんて驚きました!
ミシンを使わずに仕上げられるので、ハンドメイド初心者の方でも気軽に挑戦できそうですね。

接着剤の量や拭き取るタイミングまで細かく紹介されているのも親切だなと感じます。
がま口は口金の取り付けが難しそうに思えますが、コツを知っておくだけで安心感が違いますよね。

秋冬にはツイードやチェック柄の生地に替えてみるのも素敵だと思います。
季節ごとに作り替えて楽しめるのも、手作りならではの魅力ですね。

6. 【ハンドメイド×節約コラム】手芸材料への支出は月140円ほど。材料を無駄にしない4つの工夫

家計の中で、手芸材料はどれくらいの割合を占めているのでしょうか。総務省の家計調査(2025年)で二人以上の世帯の年間支出を見ると、「生地・糸類」は928円、「手芸・工芸材料」は788円でした。2つを合わせて月あたりに直すと、140円ほどになります。

平均で見ると小さな金額ですが、作品づくりにハマると材料はつい増えてしまいがちです。100均素材を上手に使い切るために、次の工夫を試してみてはいかがでしょうか。

6.1 ①端切れやリボンの残りを“中身”に回す

今回のポーチは、ケースに入れる生地が少しで済みます。ほかの作品で余ったレースやリボンの使い道にぴったりです。

6.2 ②道具は買い足す前に家の中を探す

つまようじ、ハサミ、ペンチなど、必要な道具の多くは家にあるもので間に合います。

6.3 ③1作目は小さめの口金で練習する

小さなサイズなら、失敗しても材料のロスが少なくて済みます。手順に慣れてから大きめのポーチに挑戦すると、買い直しを減らせます。

6.4 ④“長持ちする作り”を選ぶ

ケースで生地を保護する作りなので、汚れにくく長く使えます。買い替えの回数が減ることも、立派な節約です。

7. 7. 使用材料と道具

7.1 材料

  • ソフトカードケース(セリア)
  • がま口金具(セリア)
  • インド刺繍リボン
  • レース生地
  • 細い布用両面テープ
  • 接着剤
  • アルコール綿(マジックの線を消す用)

7.2 あると便利な道具

  • ハサミ
  • つまようじ(接着剤をのばす用)
  • ペンチ(当て布があると◎)
  • 目打ち(付属のひもを入れる用)

参考資料

安達 友美