毎日の食事を、外食にするか自炊にするか。そんなふうに悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。

現在SNS上では、そんな自炊の魅力が詰まった「手作りの献立」の写真に注目が集まっています。

@slingyourhook_さんが投稿した当ポストは、執筆時点で131.8万回表示されています。

そこで、LIMO編集部は話題の@slingyourhook_さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 「自炊が1番美味しい」と投稿された手作りの献立とは

食卓に並んだ手作りの料理の数々1/2

食卓に並んだ手作りの料理の数々

出所:@slingyourhook_

「自炊が1番美味しい」。そんな一言とともに投稿されたのは、テーブルいっぱいに料理が並んだ2枚の写真。1枚目には、牡蠣の炊き込みご飯、蒸し豚に茄子ソースをかけた一皿、茄子の皮きんぴら、ジャガイモとちくわのバター煮、とろろ昆布のお吸い物など、色柄の異なる器に盛られた料理が写っています。

写真には料理名も書き込まれており、どれも手作りだとひと目で伝わります。投稿は9月27日で、9件の返信も寄せられています。

「自分のご飯は自分の好みに合わせられるからです。全部自分の好きな味になるのでハズレがありません」と、投稿のきっかけを話す投稿主さん。

2. 洋風の料理も! 2枚目に並ぶペペロンチーノやトマト煮

ペペロンチーノやトマト煮が並ぶ2枚目の献立2/2

ペペロンチーノやトマト煮が並ぶ2枚目の献立

出所:@slingyourhook_

2枚目には、「鯖味噌缶ペペロンチーノ」「ホワイトマッシュルームのカルパッチョ」、そしてトマト煮と、洋風の料理が並びます。カラフルな柄の皿に盛られたパスタ、赤い皿のトマト煮、薄くスライスしたマッシュルームを丸い皿いっぱいに敷き詰めた一皿など、外食を思わせる盛り付けです。

調理にかかる時間は1時間ほどで、「盛り付けにいつもこだわっています。よく外食するので、外食のような見た目にできるように頑張っています」と話す投稿主さん。レシピは、いつも人気の料理家のレシピを参考にしているといいます。

投稿の反響については、「みなさんたくさん褒めてくれて嬉しいです。また投稿しようと思うきっかけになりました」と話しています。

リプライ欄には、「お皿がどれも可愛過ぎますぅ」「左の写真みたいなお皿使ってる居酒屋は当たりよな。美味い」と、料理を盛り付けた器に注目する声が寄せられました。また、「どのくらい料理に時間をかけてますか?作り置きとかはしてますか?」という質問には、投稿主さんが「手際悪いので大体1時間くらいです」「出来たてで食べたいので作り置きは全くしてないです!」と返信しています。

3. 献立に並ぶ食材と料理の豆知識

1枚目に写る「牡蠣の炊き込みご飯」に使われている牡蠣は、夏に産卵するため暑い季節は身が痩せやすく、栄養を蓄えて身が太りはじめる晩秋から翌年の春にかけてが旬とされています。炊き込みご飯にすれば、牡蠣の旨みをご飯ごと味わえます。

「蒸し豚とろける茄子ソース」や「茄子の皮きんぴら」に使われているなすは、一年を通して流通していますが、本来の旬は夏から秋にかけてといわれています。ソースときんぴらと、異なる形でなすを楽しめる点も、手作りの献立ならではの工夫です。

2枚目の「鯖味噌感ペペロンチーノ」のペペロンチーノは、イタリア語で唐辛子を意味する言葉です。ニンニクとオリーブオイル、唐辛子で作るパスタの定番料理「アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ」の呼び名として、日本でも広く親しまれています。

2枚目に写る「ホワイトマッシュルームのカルパッチョ」のカルパッチョは、イタリア・ヴェネツィアのレストランで、生の牛肉の薄切りを使った料理として考案されたといわれています。画家ヴィットーレ・カルパッチョの絵画展で見た赤と白を中心にした色使いが、牛肉の赤とかけたソースの白を連想させたことから、この名前がついたとされています。現在では、魚介類や野菜など、さまざまな食材で作られる料理として親しまれています。

このように、旬の食材や定番の料理を取り入れながら、盛り付けまで楽しむのが、投稿主さんの自炊の魅力といえそうです。

4. 著者からの一言コメント

LIMOSNS部
投稿の写真を見たとき、色や形の違う器に盛られた料理がテーブルいっぱいに並んでいて、思わず「全部おいしそう」と見入ってしまいました。しかも、料理名まで書き込まれているので、どんな工夫で作られているのかも想像しやすく、見ているだけで楽しい投稿です。投稿主さんが話していた「全部自分の好きな味になるのでハズレがありません」という言葉は、自炊ならではの魅力をよく表していると感じます。外食のような見た目にこだわるという盛り付けの工夫も、毎日の食事を少し特別にしてくれそうです。また、牡蠣やなすなど、季節の食材を取り入れた献立からは、旬を楽しむ気持ちも伝わってきました。調理時間は1時間ほどとのことで、手間をかけたぶん、食べるときの満足感も大きいのではないでしょうか。外食もよいけれど、自分好みの味つけでつくる自炊の楽しさを、あらためて感じさせてくれる投稿でした。ぜひ、気になる料理を1つ取り入れてみたくなりました。

5. 二人以上の世帯の1ヵ月の食費平均は9万4895円

自炊でも外食でも、毎日の食事にはお金がかかります。実際に、家計の中で食費はどれくらいを占めているのでしょうか。

ここからは記事の話題にちなんで、総世帯の1ヵ月の食費についてご紹介します。

総務省統計局が発表している「家計調査報告-2025年(令和7年)12月分及び2025年平均-」によると、二人以上の世帯の消費支出は、1世帯当たり1ヵ月平均31万4001円。

そのうち「食料」の消費支出は9万4895円で、実質増減率は前年比▲0.36%でした。

今回はSNSで話題になっている「手作りの献立を並べた『自炊が1番美味しい』の投稿」をご紹介しました。

参考資料

LIMOSNS部