毛糸を使った作品を発信している@pinoricco_crochetさんが、セリアの毛糸「ノット」で編んだグラニースクエアのバッグを紹介する動画がInstagramで注目を集めています。

投稿された動画は、執筆時点で約2万回再生されるなど話題となっています。

また記事中では、「使用した毛糸の商品情報」や、編み物にまつわるデータについても解説します。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

※今回ご紹介する動画は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※本記事で紹介する商品情報は執筆時点(2026年10月9日)のものです。閲覧時点においては、在庫状況や価格等が異なる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【毛糸10玉】セリアの「ノット」でグラニースクエアのバッグを編みます!

制作途中の様子1/2

制作途中の様子

出所:@pinoricco_crochet

@pinoricco_crochetさんが選んだのは、セリアの毛糸「ノット」。以前、ダイソーのチャンキーコットンで「大苦戦した」といい、今回は「チャンキーコットンに似た糸」で、「撚りがしっかりしていそう」という理由で購入したそうです。「久々にグラニースクエアを編みたい」と思い立ち、10玉を使ってバッグに仕上げています。

パーツをつなぐ工程では、「今回は繋ぐ部分が全部『目の頭』同士なので、めちゃくちゃ楽です」と紹介。バッグの内側には前後に内布を付け、片側にはポケットも付けています。内布は、「じゃないと模様の隙間から荷物が飛び出ちゃう」ためだといいます。

2. 〈完成〉いつもの丸みとは違う、カックカクの“グラニースクエアのバッグ”

完成した作品2/2

完成した作品

出所:@pinoricco_crochet

完成したのは、グラニースクエアの透かし模様を前面に配した、横長の四角いバッグ。動画では「化粧ポーチ、スマホ、財布などが入るサイズ」と説明され、ショルダーストラップをつけてデニムジャケットに合わせた着用の様子も披露されています。

投稿文では「いつものコロンとしたバッグとは打って変わって、面白いほどにカックカク」とつづられ、動画内でも「普段コロンとしたフォルムのバッグばかり作っているので、こんなに四角いバッグが出来上がって我ながらビックリ」と振り返っています。「チャンキーコットンよりは編みやすかったです」との感想も添えられています。

@pinoricco_crochetさん、掲載のご許可をありがとうございました!

3. 「グラニースクエア」とは?四角いモチーフを広げて組み立てる定番の編み方

グラニースクエアは、中心の輪から鎖編みと長編みを組み合わせて、四角形に広げていくモチーフ編みの定番です。毛布などに使われることが多く、「おばあちゃんの四角形」という名前の由来も、昔の毛布づくりにあるといわれています。花のような模様の中心から、角を作りながら外側へ段を重ねていくのが基本です。

モチーフ編みは、1枚ずつ編めるため持ち運びやすく、好きな枚数でサイズを調整できるのも魅力です。作品の大きさは、モチーフ1枚の大きさと枚数、そしてつなぎ方で決まります。同じ形のモチーフを並べるだけでも、ブランケットやバッグ、ポーチなど、幅広い作品に展開できます。

モチーフをつなぐ方法は、編みながらつなぐ方法と、編み上がってからつなぐ方法に大きく分けられます。後者では、編み目の上部にあたる「目の頭」同士を針で拾って、巻きかがりでつなぐ方法がよく使われます。目の頭がそろう位置でつなぐと、段差が出にくく、仕上がりがきれいに見えやすいといわれています。

4. ハンドメイド記事編集者の一言コメント

LIMOハンドメイド部
今回、@pinoricco_crochetさんの投稿をピックアップしたのは、セリアの毛糸「ノット」で、グラニースクエアの四角いバッグを仕上げている点が目を引いたためです。以前のチャンキーコットンでの苦戦を踏まえ、撚りがしっかりした糸を選び直したうえで、「編みやすかった」と振り返る流れには、糸選びの大切さが表れています。同じ100均の毛糸でも、撚りや太さによって編み心地はずいぶん変わるため、気になる糸は1玉から試してみるのもおすすめです。また、グラニースクエアは同じ形を繰り返し編むため、慣れてくると手が進みやすく、初心者の方にも挑戦しやすいモチーフです。完成後に荷物がこぼれないよう、内布やポケットまで付けている点も、実用性を重視したい方の参考になると思います。バッグのような大きな作品は、まずはモチーフ1枚をコースターにして、糸の風合いを確かめてから取りかかると安心です。普段は丸みのある作品が多い投稿者さんが、「我ながらビックリ」と語るほどの四角いバッグに挑戦している点も、読者にとって新しい発見になるのではないでしょうか。
グラニースクエアは、同じモチーフを何枚も編むため、1枚目の糸の引き加減を覚えておくと全体の大きさがそろいやすくなります。
つなぐ前に軽く形を整えておくと、組み立てもスムーズです。
安達 友美

5. 女性の約6人に1人が「編み物・手芸」。毛糸まわりの買い物は?

@pinoricco_crochetさんは、毛糸10玉でグラニースクエアのバッグを仕上げていました。総務省の家計調査(2025年)によると、二人以上の世帯が「生地・糸類」を買った回数は、100世帯あたり年172回でした。1世帯あたりに直すと年に約1.7回で、年間の支出は928円です。「手芸・工芸材料」は年788円で、生地や糸、手芸の材料を買う機会は、平均的な世帯では年に1〜2回ほどといえそうです。もっとも、これは世帯全体の平均で、手芸をする方はもっと頻繁に買っているかもしれません。

また、総務省の令和3年社会生活基本調査では、過去1年間に「編み物・手芸」をした人(10歳以上)の割合は、女性で16.5%、およそ6人に1人でした。男性は0.8%です。女性を都道府県別にみると、岩手県が19.7%で最も高く、宮崎県が12.2%で最も低いものの、どの都道府県でも1割を超えています。グラニースクエアのように、同じモチーフを少しずつ重ねていく作品は、すき間時間に進めやすいため、これから始める方にも取り入れやすいかもしれませんね。

6. 商品情報

商品名:ノット(Knot)

使用量:10玉

仕上がりサイズ:化粧ポーチ、スマホ、財布などが入るサイズ

発売元:セリア

参考資料