横浜市にある「神奈川区」の表示板が、Xで話題になっています。
投稿したのは、@YokohamaViewsさんです。
当ポストは執筆時点で332万件を超えて表示されており、「横浜なのに神奈川区があるなんて」「神奈川でゲシュタルト崩壊してきた」といったコメントが寄せられています。
そこで、LIMO編集部は話題の@YokohamaViewsさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 横浜市にある「神奈川区」が話題
『どこから来たの?「横浜です」横浜のどこ?「神奈川です」いや県じゃなくて「え?」』そんなコメントとともに投稿されたのは2枚の写真。
そこに写っていたのは、神奈川県横浜市内に設置された「神奈川区」と書かれた案内表示でした。
周囲には高層マンションや商業施設が立ち並び、表示板には英語で「Kanagawa Ward」とも記されています。
撮影場所は、横浜駅東口付近に架かるみなとみらい大橋。橋の上には横浜市神奈川区と西区の境界があり、区が変わる場所に案内表示が設置されています。
投稿主さんはこの日、横浜駅近くで用事を済ませた後、橋の上から水上バス「シーバス」を眺めていました。
その際に「神奈川区」の表示板が目に入り、「神奈川県と間違えられることが多いのではないか」と想像。県ではなく横浜市内の区を答えているのに、話がかみ合わなくなる会話を思いつき、写真を投稿したといいます。
投稿主さん自身は横浜市民ですが、神奈川区民ではないため、実際の体験ではなく、あくまで想像した会話とのことです。
そんな横浜市神奈川区の表示板は、SNSで大きな反響を呼びました。
2. 「横浜なのに神奈川区」「ゲシュタルト崩壊してきた」などの声
ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には
- 「横浜なのに神奈川区があるなんて」
- 「神奈川県横浜市神奈川区神奈川出身ですw」
- 「神奈川駅も知名度低いですよね」
- 「神奈川でゲシュタルト崩壊してきた」
など、横浜市内に神奈川区があることが意外だったという声から、「神奈川」が何度も続く住所を紹介する声など、多くのコメントが寄せられました。
投稿の反響を受け、「こんなに話題になった意味が分かりません(笑)」と戸惑いを明かした投稿主さん。
横浜市を代表する区の1つだと感じていた神奈川区が、市外の人にはあまり知られていないことも意外だったそうです。
一方、コメント欄で教えてもらうまでは、自身も神戸市に兵庫区があることを知らなかったとのこと。都道府県名と同じ名前を持つ区は、地元以外の人にとって意外な存在なのかもしれませんね。
投稿主さんは、普段から横浜市内を訪れた際に、街の景色や乗り物などを撮影して投稿しています。
今回も、本来は写真の場所から発着するシーバスの姿を見せたいという思いが強かったそうです。
橋から眺めるシーバスがお気に入りで、普段からこの場所で写真を撮っているとも話してくれました。
3. 神奈川県と横浜市神奈川区に同じ名前が付いているのはなぜ?
神奈川県によると、「かながわ」という地名は、1266年の文書に「神奈河」という郷名で登場しています。この地域は現在の横浜市神奈川区周辺に当たり、古くから陸上・海上交通の重要な場所でした。
横浜港の開港に伴い、1859年に「神奈川奉行所」が置かれ、1868年に神奈川県が誕生します。つまり、県名の「神奈川」も、現在の神奈川区周辺にあった古い地名に由来しているのです。
ちなみに、「神奈川」という地名そのものの由来には諸説あります。横浜市によると、かつて区内を流れていた「上無川(かみなしがわ)」から「み」と「し」が省略され、「かな川」になったという説などが紹介されています。
どこから来たの?
— YOKOHAMA VIEWS+🌈 (@YokohamaViews) September 7, 2026
「横浜です」
横浜のどこ?
「神奈川です」
いや県じゃなくて
「え?」 pic.twitter.com/lb4Z4uNFa8
4. 著者からの一言コメント
「横浜のどこ?」「神奈川です」という会話は、神奈川区を知らなければ確かに県名を答えられたように感じてしまいそうです。神奈川県横浜市神奈川区神奈川という住所も、文字を見ているうちにどこまでが県名なのか分からなくなりそうですね。さらに兵庫県神戸市には兵庫区があるそうで、地名のおもしろさを感じる投稿でした。
5. 神奈川県の2024年の観光消費額について紹介
ここからは記事の話題にちなんで、神奈川県の観光消費額についてご紹介します。
観光消費額とは、旅行者が旅行先で使うお金の合計のことです。宿泊費、飲食費、交通費、お土産代、娯楽費などが含まれ、その地域の経済効果を示す重要な指標となります。
神奈川県の公式サイトに掲載されている「観光消費額 令和6年算出結果」によると、2024年の神奈川県における観光消費額は合計1兆5416億2700万円という結果になりました。観光客一人あたりの消費額単価を見ると、県内客は日帰り3756円、宿泊2万7882円であるのに対し、訪日外国人はビジネス目的の宿泊で20万6583円にものぼります。日本人と比べて訪日外国人の消費額単価がかなり大きいことがわかり、魅力的な観光地が多い神奈川県ならではの結果といえそうです。
今回はXで話題になっている「横浜市にある神奈川区」をご紹介しました。
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参考資料
清水 涼
