本格的な実験に称賛の声続出!小学3年生の自由研究で解明した“仁淀川が青くなる理由”が、Xで話題になっています。

投稿したのは、「@ksktkht8」さんです。

当ポストには執筆時点で300万件を超えて表示されており、「立派な科学者だね!」「実験成功、おめでとう」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の「@ksktkht8」さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました!

※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

渋澤 コン
高知県の仁淀川をはじめ、日本各地には青色が美しい川が点在しています。

しかし、川によっては全く青くない場合も…。

今回、投稿主・@ksktkht8さんの娘さんは「なぜ仁淀川の水はこんなに青いの?」と疑問を抱いたことから、川の色の謎を解明するための実験を行ったようです。

自分で調査・実験・考察する工程は、まさに大人顔負け!

そんな自由実験の結果は、どのようになったのでしょうか?

詳しくチェックしていきましょう。

1. 小3の自由研究で解明した“仁淀川が青くなる理由”が話題

水に入れる石によって色が変わりました!1/5

水に入れる石によって色が変わりました!

@ksktkht8さんご提供

「娘の自由研究は、高知県の仁淀ブルーに感動したので、川の水が青くなる理由を穴吹川や仁淀川で採取した緑色片岩を容器に入れて検証しました。実験は成功・・・!」そんなコメントとともに投稿されたのは2枚の写真。

そこに写っていたのは、小学校3年生の娘さんが挑戦した実験の結果でした。

投稿主さんに、川の水が青くなる理由に関心を持ったきっかけを聞くと「私の実家は徳島県にあり、毎年夏は四国市随一の清流と言われる穴吹川で川遊びを楽しんでいました。穴吹川は緑から青い水の色が大変美しいことで知られています」

「そして、今年の8月に高知県の仁淀川を訪れ、さらに透き通るような青さをたたえた水の色に親子ともども強く感動しました。娘が『なぜ仁淀川の水はこんなに青いの?』と疑問を持ったことがきっかけとなり、なぜ川の色が場所によって異なるのかを調べてみたいと考えました」と、話してくれました。

続いて「穴吹川では緑色片岩が大量に転がっており、『青石』と呼ばれて庭石として使われるなど親しまれています。以前から綺麗な石を見つけては保管しておりました。仁淀川水系の安居渓谷を訪れた際、緑色片岩が大量に転がっていることに子供たちが気づきました。そこで川に転がる石の色が水の青さに関係しているのではないかと考えました」と、答えてくれた投稿主さん。

実験の経緯や結果については「採取し持ち帰った緑色片岩を使って実験を行うことにしました。昨年の自由研究では徳島の岩石について調べたので、その際に採取した緑色片岩も使用しました。天候は晴れ、太陽が真上に上る正午に屋外で実験を行いました。観察用に家にあった透明の瓶を用意しました。最初は浅い容器で実験したもののうまくいかず、深めの瓶に変えて実験しました」

「『何も入れない』、『白い石を入れる』、『緑色片岩を入れる』という3つの条件で水の色を観察し、写真を撮りました。緑色片岩は10個ほど使用し、白い石は庭石を使いました。その結果、『緑色片岩を入れた条件』でのみ水の色が緑を帯びた青に変わりました」とのこと。

見事、実験は成功ということですね!

続けて「水の色が青く見えるのには、藻の少なさ、水質、深さ、地形など様々な条件があると思います。今回の実験ではシンプルな条件設定で、石の色により水の色の見え方が変わることを示すことができたと考えています」と、話してくれました。

そんな自由研究で解明した川が青くなる理由は、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「立派な科学者だね!」「実験成功、おめでとう」などの称賛続出

川が青くなる理由の1つ「緑色片岩」2/5

川が青くなる理由の1つ「緑色片岩」

@ksktkht8さんご提供

投稿主さんに、娘さんの様子を聞いてみると「仁淀ブルーを再現しようとする実験を通じて、どうやったら日本の川の水質を仁淀川のように維持できるのか、娘なりに考えていました。そして、日本が誇る美しい川を今後も守っていくことの大切さを肌で実感したようです」と、話してくれました。

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「立派な科学者だね!」
  • 「実験成功、おめでとう」
  • 「自由研究として、とても良いですね」
  • 「将来が楽しみになりますね」

など、自由研究を称賛する人から、実験成功を祝う人など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「ここまで大きな反響をいただけるとは予想しておりませんでした。大変好意的な意見を多数いただき、とても嬉しく思いました」と振り返る投稿主さん。

続けて「僕自身が研究者で普段は脳のメカニズムを調べることを仕事としておりますが、ここまで大きな反響をいただくことは滅多にありません(笑)。今回、身近で感動したことに対して親子で実験に取り組めたことは貴重な経験になりました。自分が幼い頃から泳いだ川の石を使って自由研究に取り組むことができ、親としても嬉しく思いました」と喜びを語ってくれました。

3. 緑色片岩とは、どのようなもの?

投稿にちなみ、ここからは緑色片岩について深掘りしていきましょう。

緑色片岩とは、地下深くに運ばれた凝灰岩(火山灰の固結によって生まれた岩石)が熱や圧力の影響を受けてできた変成岩と考えられています。

構成鉱物は、緑れん石や緑泥石など。

緑れん石は淡い緑色や黄緑色、緑泥石は濃い緑色をしているそうす。

このように緑を帯びた石の色が川の色に影響しているのかもしれませんね。

仁淀川や穴吹川を訪れる機会がある場合は、石の色にも注目してみてはいかがでしょうか。

4. 著者からの一言コメント

渋澤 コン
「どうして川の色が青いのだろう?」という疑問から、自分で実験してみようと考えることが素晴らしいと思いました!

仮説を立てたり、実験をしたりといった作業は、きっと将来にも役立つ経験になったのではないでしょうか。

5. みんな高知県観光でいくら使う?高知県の2023年の観光消費額について紹介

ここからは記事の話題にちなんで高知県の観光消費額についてご紹介します。

高知県観光振興スポーツ部観光政策課の公式サイトに掲載されている「令和5年 県外観光客入込・動態調査報告書」によると、2023年の高知県における観光客一人あたりの観光消費額は、年間平均2万7639円となりました。

観光消費額の内訳をみると、「宿泊費 31%(8497円)」が最も多く、次いで「交通費 29%(7890円)」、「飲食費 23%(6340円)」と続きました。

また、県内消費額の年間平均金額は、前年と比べ1563円増加しています。

今回はXで話題になっている「小3の自由研究で解明した“仁淀川が青くなる理由”」をご紹介しました。

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参考資料

渋澤 コン