海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回ご紹介するのは、ポートランドで動物保護をしている「Street Dog Hero」のInstagramアカウント「@streetdoghero」の投稿。

今回は、メキシコの路上をさまよい、痩せ細り皮膚病に苦しんでいたところを保護された犬が、治療を経て健康を取り戻し、新しい家族のもとで幸せに暮らす現在の様子を紹介してくださっています。

執筆時点で約980件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬・猫の平均入手価格についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

小泉 柚乃
2024年にメキシコで保護された「ネクタリン」。当時は生後9か月という幼さでしたが、体は極端に痩せ、皮膚病の疥癬にも苦しんでいました。そんなネクタリンを現地の保護団体が受け入れ、回復するまでサポート。元気になった後はアメリカへ渡り、生涯をともにする家族との出会いを果たします。現在は「ミッツィ」という新しい名前で、愛情に包まれて幸せに暮らしているそうです。この記事では、苦しい路上生活を乗り越えたミッツィの保護当時から現在までをご紹介します。

1. 【路上をさまよっていた犬】治療を受け回復し、あたたかい家族と出会い幸せを手に入れる

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DcoW9R-ljZx/?img_index=1" target="_blank">@streetdoghero</a></u>

出所:@streetdoghero

海外のSNSで、メキシコの路上で暮らしていた犬「ネクタリン」が保護され、治療を経て新しい家族と出会うまでの様子が紹介されています。

ネクタリンが保護されたのは2024年。当時はまだ生後9か月でしたが、路上生活によってひどく痩せ細り、全身に疥癬の症状が見られる状態だったそうです。

その後、現地の保護団体に引き取られ、必要なケアを受けながら回復。健康を取り戻したネクタリンはアメリカ・オレゴン州へ渡り、新しい家族に迎えられました。

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DcoW9R-ljZx/?img_index=1" target="_blank">@streetdoghero</a></u>

出所:@streetdoghero

現在は「ミッツィ」という新しい名前で暮らしており、飼い主によると、元気いっぱいに走ったり、ソファでいびきをかきながら眠ったりしているとのこと。人にも動物にも友好的で、家族にたくさんの喜びや笑顔をもたらしているそうです。

ネット上では、ミッツィが新しい家族と出会えたことを喜ぶ声や、現在の姿を称賛する声が多く寄せられています。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

小泉 柚乃
路上で暮らす犬は、十分な食事や安全な寝床を確保できず、栄養状態の悪化や皮膚トラブル、ケガ、感染症などのさまざまな問題を抱えることがよくあります。また、衛生的な環境を保つことも難しく、ダニやノミなどの寄生虫による被害を受けることも少なくありません。皮膚病を患っていたり、長期間十分な食事をとれず痩せた犬を保護した場合は、まず動物病院で健康状態を確認し、適切な治療や栄養管理を行うことが大切です。

今回のミッツィも、保護当時はひどく痩せて疥癬にも苦しんでいましたが、保護団体による治療やケアを受けて健康を取り戻し、その先には新しい家族との出会いが待っていました。過酷な環境で暮らし、ひどい状態で保護された犬でも、適切な支援によって新たな幸せをつかむことができます。保護活動は決して簡単なことではありませんが、1匹でも多くの動物がミッツィのように愛情を与えてくれる家族と出会い、幸せな毎日を送れることを願っています。

3. 新しい家族を迎える前に。犬・猫の平均入手価格を知っておこう

過酷な環境から救い出された動物たちの姿を見ると、これから保護犬・保護猫を迎えたいと考える方も多いのではないでしょうか。

ペットショップやブリーダーなど有償で犬・猫を入手する場合の平均価格は、2025年で犬が「21.6万円」、猫が「17.5万円」となっており、猫は3年間で約35.7%上昇しています。

一方で無償譲渡を希望する声も多く、犬53.6%、猫76.9%が無償での譲渡を望んでいるというデータもあります。

私はアナリストとして、モノを「買うときの値段」より「持ち続けるコスト」で評価することを大切にしてきましたが、ペットもまさに同じだと思います。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、有償で入手した場合の平均価格は犬が21万6000円、猫が17万5000円。とくに猫は、この3年で約35.7%上がっています。

(中略)

そして何より、無償譲渡を望む人が猫で76.9%、犬で53.6%にのぼる背景には、命を預かることの重みへの意識があるのだと思います。価格を比べる前に、「10年後、20年後も最後まで世話を続けられるか」――その一点を落ち着いて考えることが、いちばん確かな判断材料になるのではないでしょうか。

令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%
令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%

その後の飼育費まで見据えて考えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

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参考資料

小泉 柚乃