高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。

そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そして公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが2025年に行った「中高生の教育費負担実態調査」の内容についても一部ご紹介します。

まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から、「2026年4月・5月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。

※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。

1. 【返済不要・2026年5月締め切りの奨学金】公益財団法人飯島藤十郎記念食品科学振興財団 「飯島藤十郎記念食品科学振興財団奨学金 2027年度生募集 」

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奨学金

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公益財団法人食品科学振興財団は、山崎製パン株式会社創業者である飯島藤十郎社主が主たる基本財産を出捐し、山崎製パン株式会社との共同で設立され、1984年(昭和59年)7月31日農林水産大臣の許可を得て発足しました。

1.1 【返済不要・2026年5月締め切りの奨学金】公益財団法人飯島藤十郎記念食品科学振興財団 「飯島藤十郎記念食品科学振興財団奨学金 2027年度生募集 」

【対象の課程】大学院

【応募者の地域条件】地域の制限なし

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】随時 2026年4月1日~ 2026年5月20日

【支給人数】30人(修士・博士 計30人程度)

【支給金額/人】1380万円

  • 月額23万円/年間276万円
  • 通算5年間(修士2年・博士3年)で1380万円受給可能 ※修士課程と博士課程への進学の際に、それぞれ応募していただきます

【支給期間】2年間(修士)または3年間(博士)

【成績制限】なし

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】可能
貸与型奨学金:併用可
給付型奨学金:一部不可
減免制度:併用可

※給付型奨学金併用の詳細は下記参照
「募集要領」
 https://www.iijima-kinenzaidan.or.jp/documents/guidelines.pdf
「ホームページ『よくある質問』」
 https://www.iijima-kinenzaidan.or.jp/faq/

【他の給付型との併用】可能(一部不可)

※給付型奨学金併用の詳細は下記参照
「募集要領」
 https://www.iijima-kinenzaidan.or.jp/documents/guidelines.pdf
「ホームページ『よくある質問』」
 https://www.iijima-kinenzaidan.or.jp/faq/

【専攻分野】食品科学等

【専攻分野の詳細】食品化学、栄養学、食品機能学、食品工学、食品衛生学、調理科学、等が対象となります。学部の指定はありません。

関連ワード:食品、食物、農学、水産、海洋、畜産、理学、工学、理工、薬学、教育、生物、生命、資源、環境、科学、化学、情報、材料、健康、保健、栄養、機能、生活、理科、家政、調理、衛生、自然、園芸、バイオ

【資格・条件】
①大学4年生~大学院博士課程2年生の方(2026年4月時点)
※支給開始は2027年4月~となります
②日本国籍を有する方
③国内の大学院で食品科学等の分野の修士または博士の学位取得を目指して学ぶ方

【募集団体】公益財団法人飯島藤十郎記念食品科学振興財団

【奨学金概要】公益財団法人飯島藤十郎記念食品科学振興財団 奨学金事業 

2. 【返済不要・2026年4月締め切りの奨学金】公益財団法人ヤーマン奨学財団 「ヤーマン奨学財団奨学生(2026年度)」

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奨学金

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公益財団法人ヤーマン奨学財団の活動は、製造業における女性技術者の増加と女性活躍促進により、当社の属する美容健康機器業界の更なる発展を期待するものとしています。

2.1 【返済不要・2026年4月締め切りの奨学金】公益財団法人ヤーマン奨学財団 「ヤーマン奨学財団奨学生(2026年度)」

【対象の課程】大学

【応募者の地域条件】東京都

【奨学金の種類】給付型

【申込み期間】入学後 2026年4月1日(水)から 2026年4月30日(木)まで(財団事務局必着)

【支給人数】16名程度

【支給金額/人】96万円(月額2万円)

【支給期間】在学する大学の正規の課程修了日までの期間

【成績制限】なし

【所得制限】なし

【修学支援制度との併用】ー

【他の給付型との併用】可能(本奨学制度と他の奨学制度との併願は可能)

【専攻分野】理系

【専攻分野の詳細】女子大学生

【資格・条件】次の各号のすべてに該当する方
(1) 東京都内に本拠地を置く大学に在学していること
(2) 理系学部に在籍する女子大学生であること
(3) 短期大学生、大学院生でないこと

【募集団体】公益財団法人ヤーマン奨学財団(環境により開けない場合もあります)

【奨学金概要】ヤーマン奨学財団 奨学生募集 2026 年度募集要項 

 

いかがでしたでしょうか。

「2026年4月・5月締め切り」の返済不要の奨学金をご紹介させていただきました。

本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。

3. 【中高生の教育費負担実態調査】卒業・新入学、入学後に就学のためにかかった費用は高校1年生の「制服」で8万621円

奨学金は、大学生や大学院生、大学進学予定の学生に給付される場合が多くあります。

しかし、中学校や高校の入学や、入学前後にも多くに費用がかかります。

子ども支援の国際NGOである公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(以下セーブ・ザ・チルドレン)は、経済的や生活上の困難がある世帯を対象に、中学・高校の入学に関わる費用の一部を支給する「子ども給付金 ~新入学サポート 2025~」を実施しました。

本給付金の利用世帯に対し、中学・高校の卒業・入学にかかった具体的な費用や、政府への要望に関するアンケート結果をまとめた報告書を、2025年10月末に発表しています。

アンケートは2025年8月に実施。本調査では、卒業・入学にかかる費用が前年より高額化傾向にあり、授業料以外に家計を圧迫する私費負担の実態が見えてきました。

なお、本調査は、経済的に困難な状況にある全国46都道府県の保護者(大半がひとり親世帯・女性)436人と、中高生148人から有効回答を得ています。

「卒業・新入学(入学式まで)にかかった費用」についてのアンケート結果では、高校1年生の「制服」にかかった費用の平均額が8万621円です。

また調査した「制服代」「卒業アルバム代」「教科書・教材費」 「パソコン・タブレット代」全項目において、2024年度の調査より金額が上昇しており、特に制服代は中1、高 1 どちらも約1万円増加していました。

また、「卒業・新入学時に必要な支援」についてのアンケートでは、保護者の67.7%、中高生の73%が「制服・運動着などを安く買えるようにすること」と回答しています。

ほかには「学校に必要な教科書や副教材は学校が用意すること」「学校指定品をなくして、安い商品を選べるようにすること」も半数以上が選択する結果となりました。

奨学金制度は、大学生を主な対象としている場合が多いですが、経済的な困難を抱える家庭にとって、中学生や高校生の制服代や学用品費といった教育費の負担も無視できない大きな問題となっています。

参考資料

長島 迪子