せっかく一生懸命やりくりしたお金で投資するからには失敗したくないですよね。
投資はリスクゼロではありませんので「絶対に失敗しない方法」というものはありませんが、失敗しにくいコツはいくつかあります。
あくまで余裕資金で始める
投資のリスクはゼロではありませんので、場合によっては投資した資金が大幅に減ることもありえます。
「投資は余裕資金で始める」のが鉄則です。
では、そもそも余裕資金とはいったい何なのでしょうか。
余裕資金とは「今すぐに使う予定のないお金のこと」をいいます。
人によって考え方は違いますが、たとえば子どもの教育資金を準備したいというなら、学資保険や預貯金をしたあと、やりくりして残ったお金で投資信託を買うのも「余裕資金で始める」ことになるのではないでしょうか。
信用取引など高リスクな投資を控える
持っている資金以上の株式投資ができる信用取引や、リスクは大きいけれどもリターンも大きいような投資は、大きな儲けが出るという点では魅力的ですが、損をしてしまうデメリットも大きいのです。
投資の失敗を避けるなら、ハイリスク・ハイリターンな投資は控えましょう。
日々の値動きの大きい金融商品の購入を控える
主婦に限らず、投資の初心者にとって、日々大きく価格が上げ下げするような金融商品は、向いていないといえるでしょう。
買い時、売り時がわかりづらい上に、タイミングが悪いと、大きな損失につながることがあるからです。
また、そのような銘柄を保有していると、常に値動きが気になって他のことが手に付かなくなりがちです。
値動きの大きい小型株やIT関連株より、市場全体の動きを反映するETFや、業績が比較的安定しており、株価の変動が比較的少ないインフラ関連株などの方が精神的な負担も少なくなります。
運用方針によって保有する金融商品を考えましょう
あなたが投資を始めた理由はなんだったのでしょうか。
教育資金の準備、老後資金を増やすためなど、いろいろな目的がありますね。
株主優待が目的なら、好きな企業の株を保有し続けていれば毎年プレゼントが届きます。
老後資金を増やす目的なら、長期的視野で運用することも大切でしょう。
あなたの目的にあった金融商品を選びましょう。
まとめ
がんばってやりくりをしたお金を使って投資をするのですから、失敗したくないと誰もが思います。
失敗しないコツは、余裕資金で始めること、投資の目的を決めておくことが大切です。
これまでやりくりしたお金を大切に活かしましょう。
モトリーフール・ジャパン