2. 思い出される1994年版のストリートファイター実写映画

ストリートファイターの「実写映画」と聞くと、ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演で製作された1994年版を思い出す方も多いでしょう。

本作はブームが冷めやらぬなかでハリウッドが手がけるとあって、大きな期待を集めましたが、主人公が原作のリュウ・ケンではなくガイルだったり、格闘よりミリタリー要素が強かったり、イメージとの違いから、ある意味で伝説となっている作品です。

今回の実写映画化が発表されたときも、1994年版の印象が強かったことから「本当に大丈夫なのか?」と不安の声が各所から聞かれました。

しかし、新作はカプコンとハリウッド版『ゴジラ』シリーズのレジェンダリー・エンターテインメントが共同出資し、二人三脚で製作するという本気の体制を敷きました。

配給は大手のパラマウント・ピクチャーズ、主要キャストにはキャラのイメージに合致する豪華なメンバーを揃え、現時点ではファンの心配を払拭するような情報が多く出されています。

ちなみに、1994年版は評判こそイマイチですが、製作費3500万ドルに対して、世界興行収入は1億500ドルと成功を収めています。その後の『バイオハザード』などのゲーム原作の実写映画化を後押しした功績のある作品であることは付け加えておきます。