では、夫婦で協力しながら育児を行なうにはどうすればいいのでしょうか。具体例を確認してみましょう。
選択肢を用意する
「なにをすべきか自分で気付いてほしい」という気持ちは一旦堪えて、夫にしてほしいことを明確に示してみましょう。「洗いものとトイレ掃除のどっちがいい?」といったように選択肢を用意すると、どちらか一方を引き受けなければならない状態にすることができますよ。
他の人の前で褒める
何歳になっても、人は褒められると嬉しくなってしまうもの。2人きりの時より友人や親の前で「いつも助かっている」と褒めてみると、より一層嬉しさが感じられます。周囲から「自分はできる夫だ」という印象をもってもうことで、より一層やる気が起きるというメリットも得られるでしょう。
出産後すぐに育児に関わってもらう
新生児のうちから育児に参加してもらうことで、自然とオムツ替えやミルク作りなどの手順が分かるようになります。母親の体調が悪いとき、父親がなにもできないという状況は避けておきたいところ。子どもに関することは、普段から2人で取り組んでおきたいですね。
まとめ
「私がしてほしいことを察して」という考えは、夫にとってかなりハードルが高いもの。だからといって「なんでこのタイミングなの?」「もっと他にやることがあるでしょ」と文句ばかり言っていると、夫のやる気はどんどん下がってしまいます。
そこで、自分がしてほしいことをハッキリ伝える、選択肢を用意するなど相手が動きやすくなるよう工夫しておくといいでしょう。他の人の前で褒めてモチベーションを高めておけば、育児や家事に対する夫の意識も高まっていくはずです。
LIMO編集部