新年度目前になると、ますます需要の高まるビジネス対応のバックパック。ですが、大きすぎてアウトドア感が前面に出てしまうものは避けたいという人も多いはず。また容量が手余り状態だと、それ自体イケていないですよね。

今回は、ショップスタッフおすすめのバックパックを4点ご紹介。スーツの品格を損なわない面構えは大前提、PC専用スリーブも備えた洒落た面々です。

背負ったままスマホを充電できる、時代の申し子

サイクリストに向けた実用的なバッグを手がける、日本発『Beruf Baggage』。機能性はもちろんのこと、一つ一つのアイテムを国内の職人が手作業で仕上げているため、大人も満足のいく質の高さを持っています。

その定番モデル「Urban Explorer 20」。特殊素材「X-Pac」を用いたボディは高い耐久性と耐水性を備え、20リットルで800グラムという圧倒的な軽量性も確保。内側にはPCやスマホを収納できる着脱式のオーガナイザー、モバイルバッテリーを収納したまま充電できる専用ポケットなど、現代らしい機能も充実。一切無駄のない、かといって没個性的ではない逸品です。

手余り上等、スタイリッシュさを持続

Yohji Yamamoto HOMMEとのコラボレーションでデビューを果たした、55年以上の歴史を持つ伊藤鞄製作所が手掛ける『UN METRE PRODUCTIONS』。建築的でプロダクトデザイン寄りのバッグの開発を目指すバッグブランドです。

こちらは2本のハギで立体的なフォルムを演出した、モノ単体で様になるバックパック。形が崩れにくいゆえ、たとえ容量が手余りでもスタイリッシュな雰囲気を保ってくれます。もちろんPC専用スリーブは搭載。他にも、ハーネスは身体にフィットするパターンにカッティングするなど、日本の職人のきめ細やかな技術が感じられます。

安定感ある老舗による3WAY

梶原由景氏が運営する『LOWERCACE』と老舗ブランド『PORTER』の別注コレクションから。ポーターの伝統的な製法やデザインを踏襲しながらも、大人の男性にとって嬉しいさりげないヒネリが効いたデザインが特徴。

そんな完売必至なコラボのEDIFICE限定モデルが「コーデュラ3WAYブリーフ」。ポーター定番の3WAYブリーフをベースに、ボディの素材をマットな質感のコーデュラナイロンに、タグもブラックレザーに変更することで、よりシックな印象へアップデートされています。王道アイテムらしい安定感を備えつつも人と被らない、まさにハイセンスな逸品。

納得の出来栄え、仕事ができる一品

パッと見で、すでに大人っぽい。さらに言えば、仕事できます感すら漂ってくる『GEAR3』のデイパック。

生地は高密度なコーティングキャンバスを採用し、大人っぽい表情はもとより防水性の高い仕上がりに。多少雨に降られても安心です。また、メインポケットには15インチのPCが入るスリーブが搭載されています。そのスリーブには漏れなくクッションも。おまけに小分けに仕切られたサブポケットも充実しているので、几帳面な方も満足して周辺機器を収納できます。

あとがき

リュックはなかなか買い替えどきがわからないアイテムなので、新年度という節目に、ぜひを買い替えてみてはいかがでしょうか?

FACY