【都道府県別】後期高齢者医療制度・2024年度の保険料を一覧表でチェック。最も保険料が高い都道府県は意外な結果に令和6年度は保険料の値上げが決定

【写真全2枚中2枚目】年金収入195万円の人の2025年度の保険料例

もっとも高いのは福岡県で6641円、もっとも低いのは岩手県で4808円となりました。

なお、後期高齢保険料は年金からの天引きとなる点に注意しておきましょう。

また、同じ年収でも都道府県によって保険料が異なるため、年金の手取りには個人差があります。

4. 今後も保険料の値上げが予想される

本記事では、2024年度と2025年度の後期高齢者医療制度の保険料率や例を確認しました。

日本は少子高齢化が進んでおり、今後も保険料の引き上げが続く可能性があります。

年金から天引きされるお金は、後期高齢者医療の保険料だけではありません。所得税や住民税、介護保険料（75歳未満の場合は国民健康保険料も）なども年金から天引きされます。

リタイア後も保険料や税金の負担は続きますので、老後にゆとりを持って過ごすために、今のうちから老後資金の計画を立てておくことが重要です。

中本智恵