2. 新型クラウンエステートはSUVルックに

新型クラウンエステートは初代モデルのようにセダンをベースにしたステーションワゴンではなく、クラウンスポーツやクラウンクロスオーバー同様のSUVルックとなっています。

新型クラウンエステート

新型クラウンエステート

出所:株式会社トヨタ自動車公式画像

新型クラウンエステートは初代モデルのようにセダンをベースにしたステーションワゴンではなく、クラウンスポーツやクラウンクロスオーバー同様のSUVルックとなっています。

そのため、全長はクロスオーバーと同じ4930mmでセダンより100mm短く、全幅はスポーツと同じく1880mmとなります。

そしてエステートは、4WDのみの設定となりワゴンとSUVを融合させたアクティブライフを楽しめるクラウンとというポジションになりました。

シリーズ最後発となるクラウンエステートは、2024年にHEV搭載モデルとPHEV搭載モデルが発売される予定です。

2.1 【ご参考】クラウンシリーズのボディサイズ比較表

クラウンシリーズのボディサイズ比較表

クラウンシリーズのボディサイズ比較表

出所:トヨタ自動車株式会社「トヨタニュースリリース2023年04月12日」を元に筆者作成

クラウン スポーツ

  • 全長:4710mm
  • 全幅:1880mm
  • 全高:1560mm

クラウン セダン

  • 全長:5030mm
  • 全幅:1890mm
  • 全高:1470mm

クラウン エステート

  • 全長:4930mm
  • 全幅:1880mm
  • 全高:1620mm

クラウン クロスオーバー

  • 全長:4930mm
  • 全幅:1840mm
  • 全高:1540mm

3. 新型クラウンエステートのエクステリア

現時点では新型クラウンエステートの詳細なスペックは公表されておりません。

しかし、2023年10月6日のクラウンスポーツ発表会において、クラウンエステートも展示されていました。

新型クラウンエステートのエクステリア

新型クラウンエステートのエクステリア

出所:株式会社トヨタ自動車公式画像

新型クラウンエステートのエクステリア

新型クラウンエステートのエクステリア

出所:株式会社トヨタ自動車公式画像

その画像を見ると、ボディサイズはクロスオーバーと変わらないのに80mmも高い車高とリアエンドまで伸びるルーフライン、そして21インチの大径タイヤによって、かなり大きく見えます。

新型クラウンエステートのフロントマスク

新型クラウンエステートのフロントマスク

出所:株式会社トヨタ自動車公式画像

フロントマスクは上段にスリムなLEDデイタイムランニングライト、下段にコンパクトなLEDヘッドライトのある二段構造となっています。また、パノラミックガラスサンルーフもオプションで用意されるようです。

さて、新型クラウンエステートの画像はエクステリアのみ公開されており、インテリアや詳細スペックは未発表です。

見た目のかっこよさも大切ですが、車内空間や走行性能はより重要でしょう。

そこで、次章では参考までに昨年秋に発表された米国版クラウンエステート「クラウン・シグニア」のインテリアやスペックを見ていきたいと思います。