Rさんの投資の考え方

Rさんはイデコの運用についてはどのように考えているのでしょうか。

「イデコは手数料がかかることなくスウィッチングができるので、都度、投資信託を入れ替えたり、一時的に運用商品を売却して現金ポジション(元本確保型の定期)を増やしています。」

相場が上がっても下がっても積立投資をするのが定石かと思っていたので、驚きです。

「ITバブル崩壊やリーマンショック後など、株式市場が暴落するときには約半分くらいにはなるので、相場の見方で現金比率を管理するようにしています。大きく下がれば、現金ポジションを使ってまた買えばいいですから。」

イデコやつみたてNISAは積立投資だけをしておけばいいかと思っていましたが、調整されているのですね。

「つみたてNISAは毎年投資の枠が決まっており、一度売却するとその枠は再度使えないので、積立投資をしておけばいいと思います。イデコは資産内であれば自由に売買可能なので、機動的に対応しています。現金ポジションのコントロールは個人投資家の醍醐味ですよ。」