投資信託はプロに資金運用をおまかせできる金融商品です。

投資初心者で投資信託の運用を検討している方も多いでしょう。

ところで投資信託を始めるタイミングとしてはいつが最適なのでしょうか?

本記事では初心者向けに投資信託を始めるベストなタイミングを紹介します。

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この記事を読んでわかること

  • 投資信託とは
  • 投資信託を始めるベストなタイミング
  • おすすめの投資信託と証券会社

投資信託とは

出所:MeChoice編集部

投資信託はプロに資金の運用をおまかせできる投資商品です。

2023年現在は約6000本の商品があり、それぞれ運用方針や主要な投資対象などが異なります(※)。

投資家は膨大な商品数のなかから好きな商品を選んで購入するだけでOKです。

投資信託の購入を通じて運用会社に提供した資金は、投資のプロであるファンドマネージャーが運用してくれます。

一方で投資信託には以下の手数料がかかります。

  • 購入時手数料:投資信託の購入時にかかる手数料
  • 信託報酬:投資信託の保有中にかかる手数料。保有額に対して年率の形で毎日発生する
  • 信託財産留保額:投資信託の解約時(売却時)にかかる手数料

ただし、最近では購入時手数料と信託財産留保額を無料としている投資信託も数多く見られます。

投資信託は証券口座を開設することで購入できます。

証券会社の公式サイトには投資信託の販売金額ランキングも掲載されているため、運用商品の選定も難しくありません。

投資信託協会「投資信託の全体像(純資産総額・ファンド本数)直近データのバックナンバー」

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投資信託を始めるタイミングはいつがベストか

投資信託は価格(基準価額)が変動する金融商品です。

価格の上昇による利益を期待できる一方で、下落によって元本割れに陥ることもあります。

出所:MeChoice編集部

投資信託を始めるタイミングは今すぐがベスト

元本割れを避けたいという思いから、投資信託を始めるタイミングに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

しかし、投資信託を始めるタイミングは原則「今すぐ」がベストです。

投資商品には複利効果があるためです。

複利効果とは元本(元手)から得られた利益を再投資することで、元本と利益が相互に膨らんでいく効果のことです。

出所:MeChoice編集部

仮にずっと同じ年率で運用したとしても、複利効果によって元本が大きくなるので、そこから生まれる利益額も指数関数的に大きくなっていきます。

つまり、投資は長期で取り組むほど恩恵が大きくなるということです。

これが投資信託を始めるタイミングは今すぐがベストである理由です。

※ただし、相場が特殊であると判断した場合は投資を手控えることも1つの手段となります。

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価格の急落による損失が怖いなら「積立投資」がおすすめ

Watchara Ritjan/shutterstock.com

「投資信託を始めたいけれど、基準価額(価格)の急落によって大きな損失が出たら怖い…」

そんな方には「積立投資」がおすすめです。

投資信託の購入方法には、大きく分けて一括と積立の2種類があります。

そのうち積立投資は、指定した金額と間隔で金融商品を買い付けていく方法です。(例:投資信託Aを毎月100円ずつ購入)。

積立投資なら購入タイミングが分散されるので、あるタイミングで価格が急落しても損失を最小限に抑えられます。

積立投資はクレカ決済が可能

金融機関によっては、積立投資の決済にクレジットカードを利用できます。

たとえば、楽天証券なら楽天カードを利用でき、購入額の0.5~1%が楽天ポイントとして還元されます。

たまった楽天ポイントは買い物に利用したり、投資信託の購入代金に充当したりすることが可能です。

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おすすめの投資信託4選

tsingha25/shutterstock.com

ここまで読んで、投資信託を始めようと思い立った方もいるでしょう。

そこで本章では、MeChoice編集部厳選のおすすめ投資信託4選を紹介します。

投資信託の運用に興味がある方はぜひ参考にしてください。

  1. eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  2. eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  3. eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  4. SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

期間収益率(過去3年) 84.0%
信託報酬率 年率0.11330%
運用できる主な証券会社 楽天証券・マネックス証券・SBI証券
つみたてNISA対応

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のマンスリーレポートによる※2023年6月30日現在

低コストファンドのシリーズで知られるeMAXIS Slimシリーズの投資信託です。

全世界の株式に投資する商品となっています。

全世界の株式に幅広く分散投資をしたい方におすすめです。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」で1位に輝いた実力派の投資信託となっています。

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

期間収益率(過去3年) 86.0%
信託報酬率 年率0.1133%
運用できる主な証券会社 楽天証券・マネックス証券・SBI証券
つみたてNISA対応

eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)のマンスリーレポートによる※2023年6月30日現在

低コストファンドのシリーズで知られるeMAXIS Slimシリーズの投資信託です。

日本以外の全世界の株式に投資する商品となっています。

すでに日本株を運用している方や日本株以外の全世界の株式に幅広く分散投資をしたい方におすすめです。

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

期間収益率(過去3年) 93.3%
信託報酬率 年率0.09889%
運用できる主な証券会社 楽天証券・マネックス証券・SBI証券
つみたてNISA対応

eMAXIS Slim先進国株式インデックスのマンスリーレポートによる※2023年6月30日現在

低コストファンドのシリーズで知られるeMAXIS Slimシリーズの投資信託です。

先進国の株式市場を投資対象としています。

フランスやイギリスといった先進国はインドや中国などの新興国に比べてローリスク・ローリターンな運用が期待できます。

長期的にリスクの低い安定成長を狙うのであれば、ぜひ検討したい商品です。

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

期間収益率(過去3年) +100.49%
信託報酬率 年率0.0638%
運用できる主な証券会社 松井証券・マネックス証券・SBI証券
つみたてNISA対応

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドのマンスリーレポートによる※2023年6月30日基準

アメリカを代表する500社で構成される株価指数「S&P500」に値動きを連動させる投資信託です。
米国株に幅広く投資したい方におすすめです。

2023年6月末時点の構成銘柄にはアップルやテスラ、マイクロソフト、アマゾンなどのグローバルカンパニーが名を連ねています。

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投資信託を始めるなら楽天証券がおすすめ

rafapress/shutterstock.com

投資信託の購入には証券口座が必要となります。

数ある金融機関が証券口座を提供していますが、なかでもおすすめなのは楽天証券です。

投資信託を100円から購入できるほか、積立投資の決済に楽天カードを利用すれば、購入額の0.5~1%が楽天ポイントとして還元されます。

楽天ポイントは楽天市場の買い物だけでなく、投資信託や国内株、米国株といった投資商品の購入代金としても利用可能です。

<楽天証券の基本情報>

項目 内容
特徴&おすすめポイント ・国内証券会社単体(開示情報ベース)で最多となる900万口座超(2023年4月時点)
・手数料が安く取扱商品が豊富
IPO実績 65銘柄(2022年実績)
外国株 6カ国(米国・中国・シンガポール・タイ・マレーシア・インドネシア)
口座開設日数 最短翌営業日
投資信託の本数 2619本
つみたてNISA対応本数 194本

※各データは2023年8月17日時点の情報に基づきます。

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参考資料

【関連記事】投資信託で100万円を運用したら1年後いくらになる?おすすめの銘柄や証券口座も紹介!

まとめ

  • 投資信託を始めるタイミングは原則「今がベスト」
  • 価格の急落による損失が怖いのであれば積立投資がおすすめ
  • 投資信託を始めるなら楽天証券がおすすめ
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久保田 雅大