【インディード調査】観光・インバウンド関連の求人が急増、コロナ禍以前の水準に回復
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求人情報専門の検索エンジンを提供しているIndeed Japan株式会社は、2023年8月9日に「観光業・インバウンド(訪日外国人旅行)に関連する求人および仕事検索の動向」に関する調査結果を発表しました。
それによると、2023年6月の観光業に関する求人は、2022年10月(インバウンド再開、全国旅行支援開始)と比較して約1.8倍、2020年6月(コロナウイルス感染拡大による第1回緊急事態宣言直後)と比較して約1.4倍に増加していることが明らかになりました。
また、観光業の中でも「インバウンド」に絞り込んだ求人は、2022年10月と比較して約2.3倍、2020年6月と比較して約2.7倍に増加。特に需要が高まっていることが分かりました。
【インディード調査/観光業・インバウンド求人】過去6年間の同月比で最多
インバウンド関連求人の推移をみてみると、2023年6月は同月比で過去6年間の最多を記録しました。これはコロナ禍以前の水準に回復したといえるボリュームです【図参照】。
執筆者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社。ナビゲータープラットフォーム入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。専門領域はPC、スマートフォン、オーディオ、IoT、EC、キャッシュレス、家電量販店、ディスカウントストアなど。定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。
最終更新日:2024/04/15