2023年夏の熱中症リスクは昨年以上?救急搬送者数の推移を2022年と比較
総務省消防庁発表の熱中症情報(2023年7月25日更新)
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総務省消防庁は2023年5月1日から毎週火曜日に「夏期における熱中症による救急搬送人員の調査」を発表しています。今回は7月25日に発表された7月17日~7月23日の期間における調査結果を前年データと比較しながら紹介します。
【総務省消防庁/熱中症情報】2023年の救急搬送数推移
2023年7月17日~7月23日の熱中症による救急搬送数は9190人(速報値)でした。前週(7月10日~7月16日)の8189人から増加し、今年度の観測期間中としては最多を更新しました【図表参照】。
参考に2022年の推移表をみてみると、6月27日~7月3日に1万4629人という異常値があるものの、それを除く最多人数は7422人。2023年最新週の9190人がいかに多い数字か分かります【図表参照】。
執筆者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社。ナビゲータープラットフォーム入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。専門領域はPC、スマートフォン、オーディオ、IoT、EC、キャッシュレス、家電量販店、ディスカウントストアなど。定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。
最終更新日:2024/04/15