現役世代のおひとりさま「貯蓄ゼロ」3割に。平均貯蓄額はいくらか
30~60歳代の貯蓄の平均・中央値とは
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近年増えている「おひとりさま」。
独身の方や離別・死別などさまざまな背景の方がいますが、ひとりで生活するからこそ早めに考えたいのが「老後資金」です。
老後の生活を支えるのは主に「年金と貯蓄」ですが、みなさん年金額はおよそどれくらいかご存知でしょうか。
厚生労働省が公表した令和5年度の年金額改定によると、国民年金と厚生年金の月額は以下の通りでした。
令和5年度の国民年金と厚生年金の年金額例(新規裁定者67歳以下の方)
- 国民年金:6万6250円(前年度+1434円)
- 厚生年金(国民年金を含む。会社員の夫と専業主婦のモデル夫婦):22万4482円(前年度+4889円)
上記は年金額例となっており、実際には加入している年金や加入状況によって異なります。まずはねんきんネットやねんきん定期便でご自身の受給予定額を確認することが大切でしょう。
ただ年金のみでは足りない可能性が高まっていますから、計画的な貯蓄が必要です。
実際に今のおひとりさまはどれくらい貯蓄を保有しているのかみていきましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。