【最新の教育費】私立幼稚園~高校卒業で1800万円超になることが文科省の発表で明らかに
最新の「子供の学習費調査」を読み解く
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2022年12月21日、文部科学省より「令和3年度子供の学習費調査」の結果が公表されました。
隔年で実施されている調査で、今回は全国5万2903人(1600校)を対象としています。
今回はこちらの調査より、私立幼稚園~私立高校を卒業するのにかかる教育費を紹介します。
年々高まるイメージのある教育費ですが、実際のところはどうなのでしょうか。公立の学費と合わせてみていきましょう。
校種別の学習費総額はいくらか
まずは、幼稚園から高校にかけて、私立と公立の最新の学費を見ていきます。
私立の学費(年間)
- 幼稚園:30万8909円
- 小学校:166万6949円
- 中学校:143万6353円
- 高校:105万4444円
公立の学費(年間)
- 幼稚園:16万5126円
- 小学校:35万2566円
- 中学校:53万8799円
- 高校:51万2971円
特に費用差が大きいのが小学校で、公立と私立では年間130万円以上の差があります。
初年度に多くの費用がかかる傾向があるので、1年生ではさらに大きな差があるといえるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)