2022年度の夫婦のモデル年金は、21万9593円とされています。しかし、夫婦以外の家族形態で老後を迎える方もいるでしょう。
会社員や公務員だった方が加入する厚生年金では、現役当時の収入が受給額を左右します。
賃金そのものが低い、あるいは結婚や出産を理由に加入期間が短い傾向にある女性にとって、特に将来の年金は不安事項ではないでしょうか。
女性でも月平均15万円の厚生年金を見込める方はいますが、実はその手取りは額面に一致しません。
せっかく多くの年金をもらえると思っていても、天引き後の振込額は深刻であるケースもあるのです。
この記事では
- 女性の厚生年金の受給額
- 年金から天引きされるお金
- 天引き後の振込額
などについて解説します。
【注目記事】厚生年金220万円なら「後期高齢の保険料」が10万円天引き!容赦ない手取りに愕然
執筆者
兵庫県芦屋市出身。同志社香里高校・同志社大学政策学部卒業後、損保ジャパン日本興亜(旧日本興亜損保)へ入社。保険代理店への保険商品案内営業に従事。その後、実際に窓口でお客様へ提案したいとの思いから東京スター銀行のリテール営業へ転身。2011年より現在までファイナンシャルアドバイザーとして個人のお金の悩みを解決してきた。2012年より個人販売の全行員内ランキングでは9年間で10位以内から一度も落ちることなく、2014年2位 2019年3位 2020年1位 2021年2位と安定して好成績をおさめた。また周囲への育成にも力を入れており、2014年以降8年連続で途中2度の転勤もありながら、所属支店の成績を31店舗中1位にしてきた。現在は個人向け資産運用会社にて、資産運用のサポート業務をおこなう。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)を保有。