残り1カ月半で今年も終わります。
予想だにしなかった今年の相次ぐ値上げ。帝国データバンクによれば、値上げ率の年間平均は加工食品で16%、調味料や酒類・飲料で15%となっています。
食料品だけでも1割以上の値上げに、家計だけでなく老後資金の貯蓄に不安を覚える方も多いのではないでしょうか。
総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)詳細結果-(二人以上の世帯)」によれば、60歳代の平均貯蓄額は2537万円です。
「老後に向けて60歳代で2000万円貯めたい」と考える場合、年代ごとの平均貯蓄額は、貯蓄の目標の一つの目安となるでしょう。
それでは、40~50歳代の平均貯蓄額はいくらでしょうか。あわせて老後資金を貯めるためにやめたいこともご紹介します。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。