建売住宅で知らないと損する落とし穴とは?

注文住宅より安いという理由で、建売住宅を十分に検討せずに購入を申し込むと、そこには大きな落とし穴があります。

ここでは、そんな知らないと損する落とし穴について解説していきます。内容を確認して、後悔しないようにしましょう。

追加で費用が発生する

建売住宅では、売り出しの金額以外にも、実はさまざまな追加費用が発生します。そのため、総費用をきちんと見積もったうえで、検討することが非常に重要です。

追加でかかる可能性がある費用について、オプション費用と諸費用と分けて表にまとめました。ただし、建築会社によって内容は変動するので、しっかり確認しておきましょう。

筆者作成

筆者作成

オプション費用は、建物の規模やオプション内容によって金額は大きく変わるので、注意が必要です。諸経費は、建売住宅の売り出し価格の5%〜10%程度を目安にしておくと良いでしょう。

建物の性能が低い可能性がある

建売住宅を安くするために、建材や設備のグレードが低いものが使われ、その結果建物の性能が低くなっている可能性があります。

たとえば、断熱材や外壁材、水回り設備の性能が低いと、入居してからの快適性が低くなったり、メンテナンスに費用がかかったり、光熱費が多くかかったりすることが想定されます。

建物の性能を見抜くことは難しいですが、内覧の際に営業担当者にどんな建材が使われているか質問したり、建物の仕様書をもらったりしておくなどして、確認しておくことがおすすめです。