共働きが主流も未婚女性は「両立に不安」約8割に。男女で異なる「子どもを持つこと」への価値観
男女で変わる子どもを持つことへの意識
chachamal/istockphoto.com
2022年9月9日に公表された国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によれば、18~34歳未婚女性で「結婚したら子どもを持つべき」と答えたのは36.6%でした。
つまり、未婚女性の3人に2人は「結婚しても子どもを持たなくていい」と考えていることになるでしょう。
「結婚=子どもを持つ」という概念は現代女性の中で崩れ去る一方で、男性は55.0%が「子どもを持つべき」と答えており、男女で結婚と子どもを持つことの価値観に乖離があることもわかります。
なぜ女性の中では結婚と子どもを持つことが結びつかなくなったのでしょうか。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。