女性の3人に1人が「結婚したら子どもをもつべき」男性を下回る。変わる結婚観、結婚と子育ては結びつかない時代へ
男女で結婚観にギャップも
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2022年9月9日に公表された、国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」によれば、「結婚したら子どもはもつべきだ」と考える18~34歳の未婚女性は36.6%と、およそ3人に1人になることがわかりました。
今回の調査は2021年に行われており、同質問は2015年の前回調査67.4%から30ポイント以上下がり、「結婚したら子どもを持つべき」と考える女性は6年間でほぼ半減しています。
一方、男性は今回の調査で55.0%が結婚したら子どもをもつべきと考えており、前回調査の75.4%から20ポイント以上下がったものの、男性の半分以上は「結婚したら子どもをもつべきだ」と考えていることがわかります。
「結婚したら子どもをもつ」という考えの急激な減少と、男女の価値観の違い。コロナ禍を経て今、「結婚観」は大きく変化しつつあります。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。