大企業や中小企業の年収を社員数ごとに見る!年収と「純貯蓄」の関係とは
年収と貯蓄や負債、純貯蓄は連動するか
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相次ぐ値上げや円安などで、今後の生活がどうなるのか不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さらに、人生100年時代と言われる現代において、老後の生活を心配する人もいるかもしれません。2019年には「老後2000万円問題」が話題となりました。
老後資金を考える時に気になるのが、「そもそもみんないくら稼いで、いくら貯めているか」ということ。ただ、これは人に聞くのはなかなか難しいものです。
今回は総務省のデータから、みんなの貯蓄や負債、純貯蓄を見ていきましょう。
会社員の平均年収を企業規模別に確認
会社員の年収を、企業規模ごとにチェックしていきましょう。
「年間収入」世帯主の勤め先の企業規模別
- 1~9人:617万円
- 10~29人:630万円
- 30~99人:616万円
- 100~299人:674万円
- 300~499人:754万円
- 500~999人:796万円
- 1000人以上:899万円
- 官公:844万円
平均:749万円
企業規模が大きくなるほど、平均年収も増えていく傾向があることがわかります。全体平均は749万円でした。
次に、貯蓄額はいくらかも見ていきましょう。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。