厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」によると、日本人の平均寿命は男性81.74歳、女性87.57歳(2022年7月29日公表)。
一方で、「健康寿命が気になる」という方も多いのではないでしょうか。
内閣府「男女共同参画白書 令和4年版」によれば、健康寿命は男性で72.68歳、女性で75.38歳。
健康寿命とは、健康上の問題により、日常生活が制限されずに生活できる期間のことをいいます。男女ともに70歳代前半ごろまでが平均とわかりますね。
70歳代は仕事を辞めて本格的なセカンドライフに入る人が多い一方で、体力の低下や持病を抱える等で健康や日常生活に不安を感じる方もいるでしょう。
病気や介護の必要性を感じた時、不安な気持ちを支えてくれる一つに「お金」があります。
実際にいまの70歳代は貯蓄をどれくらい保有しているのでしょうか。夫婦世帯とひとり世帯に分けて確認します。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。