2. 購入した住宅の所要資金の平均は?

住宅金融支援機構の「2019年度 フラット35利用者調査」によると、住宅の種類別・地域別の所要資金の平均は以下の通りです。いずれも、前年度よりすべての種類・地域で上昇。この10年で見ても、所要資金は右肩上がりの傾向になっています。

  • 土地付注文住宅:首都圏4,993万円、近畿圏4,343万円、東海圏4,278万円、その他地域3,869万円
  • 建売住宅:首都圏3,915万円、近畿圏3,340万円、東海圏3,025万円、その他地域2,855万円
  • 中古戸建:首都圏3,163万円、近畿圏2,320万円、東海圏2,222万円、その他地域2,062万円
  • マンション:首都圏5,033万円、近畿圏4,285万円、東海圏4,138万円、その他地域3,630万円
  • 中古マンション:首都圏3,392万円、近畿圏2,624万円、東海圏2,247万円、その他地域2,329万円

3. フラット35利用者の世帯年収は?

2019年度の結果では全体の平均世帯年収は607万円ですが、以下のように600万円未満までが約6割、800万円未満までで約8割となっています。なお、ここで言う世帯年収は申込者本人と収入合算者の年間収入の合計です。

  • 400万円未満:21.4%
  • 400万円以上600万円未満:40.3%
  • 600万円以上800万円未満:20.9%
  • 800万円以上1000万円未満:9.3%
  • 1000万円以上1200万円未満:3.8%
  • 1200万円以上:4.3%