「厚生年金だけで月20万円のうらやましい人」は何パーセントか、男女別に探る
初任給よりも低い厚生年金の平均受給額
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みなさんは、社会人になって初めてのお給料をもらったときどう感じましたか。
「お金を稼ぐって大変だな」
「初給料で両親にプレゼントをしよう」
「意外と貯金まで余裕がないな」
など、人それぞれ感じ方があったと思います。
厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると大卒の初任給の平均は21万200円だそうです。
筆者は田舎から上京し一人暮らしをしていたので、家賃を払うだけでやっとな生活をしていたことを今でも思い出します。
一方、老後になると年金が主な収入源となりますが、厚生年金の受給額の平均は14万4366円です。
初任給の平均値より低い年金の受給額。初任給と同等の「月額20万円」をもらっている人はどのくらいいるのでしょうか。
今回は「月額20万円」にスポットをあてて見ていきたいと思います。
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執筆者
防衛大学校、デザイン専門学校卒業後、大手ハウスメーカーを経て、2012年プルデンシャル生命保険株式会社に入社。8年間、個人営業に携わり卓越した営業成績を残す。営業管理職として採用や部下の育成に尽力し、社内研修ではパネラーに選抜される。社外セミナー講師経験あり。表彰歴多数、2015年度MDRT会員。その後、株式会社GA technologiesに入社、不動産営業を経験後、現在は個人向け資産運用のサポート業務に従事。住宅購入のアドバイスから老後の生活設計まで、人生にかかるお金の相談を強みとしている。証券外務員1種を保有。