韓国ホラー&スリル映画【2】コクソン/哭声
韓国公開:2016年・日本公開:2017年
- 監督:ナ・ホンジン
- 出演:クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、チョン・ウヒ他
この世に信じられるものはなにもない。そう思わせる恐怖のホラー映画が、ナ・ホンジン監督による『哭声/コクソン』です。
作品の舞台は、猟奇的な殺人事件が多発する小さな村。住人たちは、そのころ村にあらわれた「謎の日本人」がどうも怪しいと噂を始めます。
この作品を語る上で欠かせないのが日本の名優、國村隼の存在でしょう。恐怖の象徴である「よそ者の男」という設定で、謎の日本人役を怪演。
國村隼の静かな演技が作り出す怪しげ佇まいは、作品全体を貫く「恐怖」の象徴となります。
國村はこの作品での怪演により、韓国映画界で最も権威があるとされる「青龍賞」で、外国人初の男優助演賞・人気スター賞をダブル受賞しました。
奇妙かつスリリングで、行先のわからない作品。鬼才ナ・ホンジンの世界観で溺れるような感覚を味わえます。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。