20代の平均給与は260万円
では、新成人である20代前半の平均的な給与はどれくらいでしょうか。国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」より確認します。
上記を見ると、20~24歳の平均給与は260万円(男性277万円・女性242万円)です。
同調査より、年収200万円台の詳細を確認します。
- 平均給料・手当:235.1万円
- 平均賞与:17.1万円
平均給与(年収):252.2万円
月の額面給与は約19.5万円。社会保険料や税金等を抜くと、個人差ありますが月の手取りは約15万円ほどでしょう。
先ほどの手取り月収と比べるとおよそ8万円もの差があります。若者の車離れの一因がここに見られそうです。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。