「年収1000万円」対「貯金1000万円」、達成が難しいのは本当はどちらか?
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「年収1000万円」「貯金1000万円」と聞くといずれも3桁の大台の金額。
したがって、仕事をしている現役世代であったり、現在貯蓄に励まれている人であれば、「自分もいつか達成してみたい」と憧れる方もいるのではないかと思います。
最近では、岸田新政権では「賃金アップ」が話題となっていますが、どこまで上げることができるのでしょうか。
では、こうした3桁の年収と預貯金は、一体どちらが実現するのが難しいのでしょうか。
とはいえ、最近では、ここ10年近く株式市場が好調であったこともあり、iDeCoといった投資で1000万円を実現している人もいます(※編集部注)。
今回は、公開資料をもとに、その可能性であったり、割合についてみていきたいと思います。
【※参考記事】<iDeCo>10年で資産残高1000万円を超えた人はどんな運用をしている?
執筆者
慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務。国内外株式を中心とした資産運用に従事。主に証券アナリストとして企業や産業調査活動に従事。独立後は、引き続き企業調査活動を行う。現在取り扱っているテーマは資本市場関連の分析や個人の資産運用(パーソナルファイナンス)等。新卒や中途採用に関しても詳しく、日系金融機関では入社直後から慶應生採用リクルーター支援、外資系金融機関では金融プロフェッショナル採用に随時参加しグローバル人材の面接を行ってきた。