まるでパワハラと思える上司の言動

部下たちを悩ませる上司とは、どんな特徴があるのでしょうか。

自分が常に正しいと思っている

キャリアが長くなればその分知識や経験が豊かになり、大きな自信を持つことは理解できます。しかし、度を過ぎると厄介です。

自分が常に正解だと信じている上司は、自分の意見をかたくなに曲げない頑固さがあり、基本的に人の話を聞きません。「俺の言うことを聞け」と一方的に押し付ける態度は、パワハラと受け止められても不思議ではないでしょう。

部下は「何を言ってもムダ」という無気力感を覚え、話が通じないためモチベーションも大きく下がります。そのような上司には、反発する部下に厳しく、逆に自分の言うことをよく聞く部下を評価する傾向もあるようです。

感情的で周りを振り回す

感情的なタイプも困りものです。その時の機嫌によって周りへの態度がコロコロ変わります。

機嫌が悪いときは見るからにイライラした様子で、口調が攻撃的になったり、企画をほとんど却下したり。そうかと思えばニコニコ話しかけてきて、急に褒め始めたり…。感情の起伏があることは人間的ともいえますが、一緒に働いてみると大変なのです。

感情的になることと、心をオープンにすることはまったく違います。部下が上司の機嫌や顔色をうかがってばかりの職場では、スムーズに仕事を進めることもできないでしょう。