それに、求めるもののレベルが上がるほど、お目当てのものがないとガッカリしてしまいます。そうして並んでいるスイーツを眺めながら、「昔はシュークリームでも満足できていたのに」なんて思うと、どこか虚しさや違和感も感じるのです。

みんなはいつ、どんな自分へのご褒美をしてる?

周囲の人がいつ、どんなものを自分へのご褒美としているかも気になりますよね。

株式会社アスマークが2019年9月に発表した「自分へのご褒美に関するアンケート調査」によると、「自分へのご褒美」を行うタイミングで多いのは、上から順に「ストレスがたまったとき」「リフレッシュしたいとき」「疲れがたまったとき」「週末に1週間頑張ったと思ったとき」「仕事で成果が出せたとき」。

週末や仕事の成果といった目に見える形式よりも、「ストレス、リフレッシュ、疲れ」といった感覚の方が上にきていることが分かります。これは実感している方も多いのではないでしょうか。

ご褒美内容は男女で差があり、女性はいつもより高いお菓子や服・装飾品が目立ちますが、男性はいつもより高いお菓子の他に、お酒や飲みに行くことにもご褒美になるようです。

ではそのご褒美がどれだけ持続するかというと、お菓子は1日、お酒や服や装飾品は2日~1週間未満。自分へのご褒美効果の多くは1日程度で、それほど長く持続しないのが特徴的でしょう。