ソニー生命保険㈱が実施した『シニアの生活意識調査2019』では、50~70代の男女1,000人のうち311人が「1年間に孫のための出費をした」という結果に。その平均金額は13万1,334円となっており、2017年の11万6,059円、2018年の12万8,269円と比べると年々増加している様子がうかがえます。
なお、その出費のうち主な項目は以下の通りです(複数回答可)。
1位:「おこづかい・お年玉・お祝い金」(78.3%)
2位:「一緒に外食」(47.8%)
3位:「おもちゃ・ゲーム」(38.3%)
4位:「本・絵本」(27.3%)
5位:「一緒に旅行・レジャー」(25.8%)
年末年始は孫出費のピーク!?
こうみると、現金を渡す出費だけではなく、飲食代やプレゼント代もかさみやすい項目のようです。とくに帰省シーズンでもある年末年始は、クリスマスプレゼントやお年玉を渡す祖父母世代も多いはず。孫に会えるのは嬉しいけれど、正直家計への影響が痛い…と嘆く、祖父母たちの本音を聞いてみました。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。