「子どもも自分のことは自分でできる年齢になり、そろそろ仕事に復帰しよう…と考えていた矢先、3人目の子の妊娠が発覚しました」と語るのはSさん。
しかし、Sさんの3度目の妊娠生活は、妊娠悪阻や妊婦糖尿病を経験するなど、決して順風満帆なものではありませんでしたが、それでも無事元気な子を出産することができました。
出産後、ようやく体調が回復したSさんは「今度こそ、働きたい」と考えますが、今度は、夫の転勤話が持ち上がってしまいます。再び働きに出ることは断念せざるを得ませんでした。
「在宅ワーク」との出会い
それでも、本来働くことが好きだったSさんにとって、再び長期間社会と離れることは心に引っかかりました。「何か方法はないのか」と、スマートフォンでいろいろ検索したところ、自宅で働く「在宅ワーク」という働き方があることを知ったのです。
「『これなら、子どもが小さくても、万が一また引っ越すことになっても、どこでも働き続けることができる』。そう思ったんです」と語るSさん。
では、ここで、在宅ワークに関する基礎知識についてみてみましょう。
自宅で働くことを希望する子持ち女性が増えている
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