夏休み中、実家への帰省にも負担を感じるママもいると思います。とくに義実家への帰省の場合、いろいろな問題が出やすいのではないでしょうか。

嫁の立場でつつましくふるまいつつ、母として子ども達のお世話に追われ…。ここでは長期休み中の帰省にまつわるママの苦労や工夫、エピソードをご紹介します。

毎回悩む手土産選び

・「最初は良かれと思って、帰省のたびに違う銘菓を探していました。けれど全然食べてくれなくて。義実家の人たちは、目新しいものよりも慣れ親しんだ同じものを好むタイプだったんです。それ以降、同じ菓子を持参するようにしました」

・「お盆とお正月は長く滞在するので、食費として現金を渡します。あとは、夫が飲む分ぐらいのビール券をお土産として渡すことも」

・「帰省の少し前に、みんなで食べましょうという意味を込めて食べ物をお中元として送ります。しゃぶしゃぶセットとか、食事の支度の手間も省けるし喜ばれますよ」

お土産選びも毎度のこと。そこで帰省中に消費できそうなものを贈ることで、滞在中の気兼ねも解消してくれそうですね。

それってイヤミ?義理実家での何気ないひとこと

・「姑がよく言う『△△ちゃん(うちの子)は□□(夫)に似ているから、要領よくなりそうね』というセリフ。夫に似れば優秀、というニュアンスにモヤモヤします」

・「『知っておいたほうがいいと思って』と、夫の女性遍歴を話されました。別に聞きたくなかった。」

・「子どもが悪いことをしたので叱ったところ、『かわいそうにねぇ』と言う義母にイラッ。孫の逃げ場になってあげているつもりでしょうけれど、私が悪いみたいに。他に言い方ないの?と思ってしまいます。」

離れて暮らしているゆえの微妙なすれ違い。義理実家という、言い返すのも難しい場所だと、なおさら対処が難しい、ということのようです。

気づかってくれるタイプの義両親。「だからこそ悩むんです」

・「食事の支度は、料理上手な義母が全部やってくれます。せめて片付けぐらい手伝おうとすると、義父が『いいよ、いいよ! 母さんにさせれば』と。大変ありがたいのですが、それを義母が聞いているわけではありません。義母からすると私は『完全に何もしない嫁』。義父が言うことに逆らいにくく、板挟みになってしまいます」

・「私がたまに料理をすると、義父が気をつかってすごく褒めてくれます。夫も『〇〇は料理がうまいから』と、なぜか得意顔。義母も最初は褒めてくれていましたが、私が作ったときだけ褒める義父と夫にイライラが募っているのが分かるんです。嬉しいけど、空気読んで~! 料理を手伝いづらいんです」

義実家の配慮に、嬉しさと難しさの板挟み。義両親が良い人であるほど夫にも愚痴りにくく、嫁として人知れず居心地の悪さを感じてしまうようです。

さいごに

せっかくの休みだからと、負担が大きくても「遊びに連れて行かないと」と無理をしてしまうママも多いのではないでしょうか。

しかし、普段より増える家事育児をこなしながらのお出かけの準備。準備のために、ふだんより寝不足になったり、体力を消耗してしまったりするという人も多いでしょう。

そんな中でのレジャーや旅行、帰省はおもいのほか大変です。子どもに合わせたゆったりめのスケジュールを組み、できるだけ気を楽にして乗り越えていくことをおすすめします。

せっかくのお休み、家族みんなで、笑顔で過ごせますように。

LIMO編集部