共働き家庭も年々増え、妻は家事・育児・仕事に毎日手一杯。たまにはゆっくりした時間を過ごしたい、と思いながら必死に夕食を作っている横で、ソファでゴロンとスマホをいじる男性が一人。

同じ時間に帰宅してもゆっくり過ごす夫に、苛立ちを感じる妻が増加中だとか。挙句、「ビール取って」なんて言われたら、爆発されても文句は言えません。どうして私ばかり…という妻たちを振り回す、夫の言動とはどんなものなのでしょうか。

妻のルーティーンを邪魔する夫のズレた気遣い

仕事の後の家事育児に倒れそう…そんな妻のつぶやきに、珍しく動いてくれた夫。お風呂でも洗ってくれるのかと思いきや、子供を呼んでスマホで動画を見せ始めました。「こっちのことは気にしなくていいから、ゆっくり作りなよ」と言われても、子供は寝る時間も決まっているし、そんなに長時間動画を見せたくないのに…そして、自分はまたソファにゴロン…子供に動画を見せるのであれば、せめてこの後やる家事を一つでも手伝ってくれてもいいのに、というモヤモヤが妻の心に広がります。

結局、この日は夫の思いやりのおかげで、何も解決しまいまま子供の就寝時間と自分の家事時間が後ろにずれ込んだだけの一日を過ごしたそう。「こんなことなら最後の力を振り絞って一人で全力でこなしたほうが精神的に楽だった」。妻はこの日から弱音すら吐かなくなったそうです 。

豪華な夕食を求めて

また、妻が一生懸命食事を作る横で、こんな心ない発言をする夫もいるといいます。「夕方、あと一息で夕食が完成するというタイミングで、テレビを見ていた夫が『お、焼肉うまそう!食べにいくか!』と言い出しました。あなたの目の前にあるのは何?と思いましたが、その一言に家族も大喜び。結局、私の作った夕食を残し、その日は外食に向かいました…外食をするのであれば早めに言ってほしい」大概の家庭であればできかかっている夕食を置いてまで外食に、とはなりませんが、こうと決めたら譲らない夫の性格を知る妻は泣く泣く諦め、その日の疲労は倍だったといいます。

また 、別の家庭でも、夫の夕食への一言でカチンときたエピソードが。「我が家の夕食は、平均4品のおかずを作っています。しかし、テレビでプロスポーツ選手の妻が作る豪華な食事を見た夫が『こういう感じで、いろいろな料理をちょこっとずつ食べたいんだけどなー』とポロリ。これだけ豪華に提供してほしければ、そっちもそれに見合った年棒を稼いでこい、と心の中で毒づきました 。」夫も理想を思わず語っただけだとは思いますが、一生懸命バランスを考えている妻からすると自分の献立を否定された気持ちになったようです。

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