朝6時になるかならないかくらいの時間に、突然外で響きわたる大声。何ごとかと思って聞いていると、お向かいのAさんから聞こえる声でした。

「早くしろって何回言わせんだよ!」という女性の怒鳴り声に、「せっかく寝ているのに子どもが起きる!」とイライラし始めた私。とはいえ、「まだ寝ている人がいるかもしれない時間帯に、外へ響くような大声を出すのはやめてください」と、意見する勇気もありませんでした。

その後もたびたびあった、早朝の大声。なかなか起きない子どもを起しているだけだったのかもしれませんが、かなり迷惑だったのを覚えています。

お互いさまなところもあると思って結局何も言わず

早朝の怒鳴り声だけでなく、仕事や習い事の帰宅時なのか、夜の10時11時を過ぎた時間帯にも大きな喋り声が聞こえる機会が増えてきました。家の中から聞こえてくる声だけではなく、家の前で夜遅くに大きな声で喋っている姿も。我が家では、そもそも音に対しての配慮が欠けている人なんだろうという結論に至りました。

けっこうな音量の声だったので、直接注意をしたくなる人もいたのではないかなと思います。しかし、お向かいさんの“声問題”はやむことがなかったので、おそらく他のご近所さんも見て見ぬふりをしていたのでしょう。

お隣さんには我が家の子どもよりも小さい赤ちゃんがいたので、もっと音に関しては敏感だったと思います。それでもお向かいさんの行動に変化が現れなかったのは、近所のみなさんが目をつぶっていた証拠。我が家も気にはなっていたものの、「子どもの泣き声で私たちも迷惑をかけているかもしれないし」と考え、苦情などを言うことは控えました。