先ほどのデータでは、「その他」を除いて夫婦喧嘩の原因の1位となった「家事」。では、家事が原因で起こる喧嘩を防ぐにはどうすればいいのでしょうか。対策法を確認しておきましょう。

夫に状況を説明する

妻が育児や仕事で忙しく、家事まで手が回らないケースも少なくありません。そんな状況なのに「旦那が家事を手伝ってくれない」「部屋が汚いと文句を言われる」といった経験が重なると、喧嘩に発展してしまいます。

そこで、あなたの現状を夫に伝えておきましょう。「子どもの相手をしていると体力が消耗する」「お弁当作りやお風呂などに追われて時間がない」など、できるだけ細かく説明します。

こうすることで、夫に文句を言われる可能性が低くなるだけでなく、協力をしてもらえるきっかけになることも。「家事をやらないのではなく、やれないのだ」と理解してもらいましょう。

あえて「やらない」という方法も

無理に家事をしていると、夫は「自分が手伝わなくてもできる」と捉えてしまいます。「大変そうだ」と察することが苦手な男性には、思い切って家事をやらない方法を試すのも手。

言葉だけではハードな状況を分かってくれない場合、あえて家事をしないことで、効果的に大変さを知ってもらえます。家事に対する当事者意識が芽生えれば、「俺もやらなきゃ」と動いてくれるかもしれませんよ。

状況を打開するには

「どうやっても夫婦仲がうまくいかない」という方は、思い切って自分を変えてみましょう。たとえば、新たに仕事を始めてみては。「お互い仕事をしている」という関係が、旦那の態度に変化をもたらすかもしれません。家事や育児を分担するきっかけにもなりやすいです。

また、PTAや役員に参加する手段もあります。そのなかで、ほかの家庭の話を聞き、「みんないろんな悩みを抱えているんだ」と捉えられるようになるでしょう。PTA以外に、趣味のサークルに参加するのもいいですね。

まとめ

小さなことがきっかけで、大きな喧嘩になることも少なくありません。できるだけ喧嘩を引き起こさないためにも、普段からお互いの状況や自分の意見を伝えることが大切です。

「もっとこうしてほしい」「ここを直して」といった内容ばかりではなく、「こういうところに感謝してる」と褒め言葉を添えておくと、よりスムーズに受け取ってもらえますよ。

LIMO編集部