2. クレカ積立の注意点とは

クレカ積立には、いくつか注意点があります。

2.1 注意点1.クレカ積立ができる証券会社は限られている

クレカ積立の注意点1つ目は、クレカ積立ができる証券会社が限られていることです。

証券口座は様々な金融機関で開設できますが、クレカ積立のサービスがある金融機関は限定されています。

主に、SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券で取扱われている場合が多いです。そのため、クレカ積立を今から始めたい人は、クレカ積立の取扱いがある金融機関で証券口座を開設しましょう。

2.2 注意点2.対応のクレジットカードは限定されている

クレカ積立の注意点2つ目は、対応のクレジットカードが限定されていることです。

証券会社によって、クレカ積立ができるクレジットカードが決められています。例えば、マネックス証券でクレカ積立をするには「マネックスカード」が必要です。

クレカ積立を検討する際には、対象のクレジットカードを事前に確認しておきましょう。

2.3 注意点3.上限額引上げに伴いポイント還元率が変わる

クレカ積立の注意点3つ目は、上限額引上げに伴いポイント還元率が変わる場合があることです。

上限額5万円から10万円引き上げに伴い、多くの証券会社はポイント還元率のルールを変更します。例えば、SBI証券では年間カード利用額に応じてポイント付与率を決定する予定です。

【写真2枚】1枚目/クレカ積立の上限額引上げによるポイント還元率の見直し例、2枚目/クレカ積立「月10万円」を5~30年間続けたらポイントはいくらもらえる?

クレカ積立の上限額引上げによるポイント還元率の見直し例

出所:SBIホールディングス「クレカ積立上限額10万円への引き上げに伴うポイント付与率および設定可能日のお知らせ」

年間のカード利用額が少ない人は、今までよりポイントが貯まりづらくなります。

クレカ積立の上限額引上げ後のポイント還元率を必ず確認しましょう。

クレカ積立のやり方と注意点を紹介してきましたが、実際にクレカ積立を続けたらどれくらいポイントが貯まるのでしょうか。

次章でもらえるポイントをシミュレーションしていきます。