2024年3月、日本銀行はマイナス金利政策の解除を決定しました。

それに伴い、各銀行は預金金利の引き上げを行っています。

次々と発表される預金金利引き上げのニュースを見て、預金の預け方の見直しを考えている人も多いのではないでしょうか。

本記事では、預金金利引き上げ後の利息額を試算し、どれくらい利息が増えるのかを具体的に紹介します。

また、後半部分では銀行口座を上手に使いこなす人の特徴を紹介しますので、ぜひ銀行口座の使い方を見直す際の参考にしてみてください。

1. 預金金利の引き上げで利息はどれくらい増える?

マイナス金利政策の解除によって、預金利息にはどれくらいの影響があるのでしょうか。

預金金利の水準は銀行によって異なりますが、普通預金の場合は0.001%から0.02%へと引き上げている銀行が多く見られます。

たとえば普通預金に100万円預けた場合、0.001%の金利だと年間利息は税引前で10円です。

一方、0.02%の場合は200円となり、20倍もの利息を受け取れることとなります。

日本銀行によると「当面、緩和的な金融環境が継続する」とされているものの、今後さらに金利が上がるようなことがあれば、預金利息も上昇することが考えられます。

より銀行口座を有効活用するためには、このタイミングで預金の預け方を見直してみるのもよいかもしれません。

次の章では、銀行口座の上手な活用法について、筆者の経験談を交えながら紹介します。

2. 銀行口座を上手に使いこなす人の特徴(1)目的によってお金を色分けする

筆者は銀行員として多くのお客さまと接してきましたが、中には銀行口座を上手に活用している人もたくさんいらっしゃいました。

ここからは、筆者の経験談と共に銀行口座を上手に使いこなす人の特徴を紹介します。

まずお金を管理するときに大切なのが、「目的別に色分けする」ということです。

具体的には「①すぐに使うお金」、「②近いうちに使う予定があるお金」、「③当面使わないお金」の3つに分けるとよいでしょう。

お金の色分けが出来ていないと、「どれくらいの支出の予定があるか」ということが分からず、必要なお金まで使ってしまいかねません。

自分の資産を適切に管理するには、「①のお金は普通預金、②は定期預金」など目的によって預ける場所を変えることが有効です。

そのうえで、③のお金は資産運用など預金以外の方法で増やすことを検討してみてもよいかもしれません。