そこで重要なのが友人である。友人といっても、「一緒に遊んで楽しい仲間」ではなく、「情報交換できる相手」である。もちろん、一緒に遊んで楽しい仲間と情報交換できればベストだが、場合によっては使い分けることも選択肢である。

「人脈」と言うと格好良すぎるが、社会人になってからの人脈というのは、基本的に情報源のことである。もちろん、時として頼みを聞いてくれたりすることも期待はするが。

高校の先輩が同じ大学にいれば、「どの講義が有意義で、どの講義が退屈か」等々を聞けば良い。先輩がいなければ、同級生を見渡して、先輩がいる人から聞けば良い。その際に重要なことは、情報は無料ではないので、ギブアンドテイクをする、ということだ。

一方的に情報を受け取るだけでは、相手から見放されてしまう。「あいつに情報を教えても、何の見返りもないから、教えるのはやめよう」と思われるより、あいつに情報を教えておくと、何か別の大事な情報をくれるかもしれないから、教えに行こう」と思われた方が絶対に得である。

情報をくれた同級生には、ジュースをご馳走しても良いが、できれば別の情報で返したい。美味しい食堂を教えて上げる等である。友人を多数持っていると、「A君から講義の情報を得てB君に教え、B君から食堂の情報を得てA君に伝えることで、2つの情報を無料で得るだけでなく、2人に感謝される」ということも可能となる。

友達を作るなら、今でしょ!

そういうわけなので、まずは友達作りを頑張ろう。友達を作るのに最も相応しいのは、入学直後の1カ月である。皆も友達を作りたがっているからだ。3カ月も経つと、皆が友達を作ってあるので、人々は君と友達になる必要性を感じない。

君だけが「友達がほしい」と思っているとすると、「君たちのグループに入れて」「入れてやっても良いよ」といったやりとりになるはずだ。それより、今すぐに友達のグループができるタイミングで加入する方がずっと楽だ。頑張ろう!

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塚崎 公義