2. 統合のメリットと今保有しているポイントはどうなる?

「青と青色のVポイント」がスタートするメリットと、これまで貯まっているTポイントやVポイントがどうなるのかについて確認しましょう。

2.1 統合のメリット

TポイントとVポイントが統合されることで、全国のTポイント提携先と、世界のVisa加盟店でポイントが貯められるようになります。

  • 現金での支払い:Tカード・モバイルTカードの提示でポイント付与
  • クレジットカードでの支払い:三井住友カードの利用でポイント付与

また、全国のTポイント提携先と、世界のVisa加盟店で貯まったポイントが使える点もメリットです。

2.2 すでに持っているポイントはどうなる?

TポイントとVポイントを保有している場合、「青と青色のVポイント」がスタートしても、保有ポイントが消失せずに使える予定です。

それぞれ1ポイントあたり「青と黄色のVポイント」1ポイントになります。

すでに保有しているTカードやモバイルTカード、三井住友カードはそのまま使えて、「青と黄色のVポイント」も貯められます。

注意したいのは、Vポイントの有効期限です。

これまでVポイントは、ポイント獲得月から2~4年間が有効期限でした。

統合後は、Tポイントの有効期限の考え方に統一されます。

Vポイントの景品交換は、Tポイントで取り扱う景品交換に移行するため、ポイントが統合されると以下を除いて終了する予定です。

ただし、景品交換するためにはTポイントとVポイントの連携が必要になります。

3. TポイントとVポイントの統合前のキャンペーン

「青と黄色のVポイント」のスタートに向けて、各ポイントで実施されているキャンペーン「カウントダウン祭」の内容を確認しましょう。

Tポイントのキャンペーンは、提携店でモバイルTカードを提示して買い物すると、期間中2倍のポイントが付与されます。

さらに、キャンペーン期間中に初めてモバイルTカードを登録した人は、初月の買い物でTポイントが10倍付与されます。

Vポイントのキャンペーンは、対象のコンビニや飲食店でカードのタッチ決済で支払うと、料金の10%がVポイントで還元されます。

4. 今後の追加情報の発表にも注目

現行のTポイントとVポイントは、4月22日以降は「青と黄色のVポイント」としてまとめられるようになります。

詳細は決まり次第、発表される予定なので、今後の追加情報にも注目しましょう。

参考資料

川辺 拓也