3. 2024年2月7日現在の「ブラックマジシャンガール」の価格※「magi」実績

ブラック・マジシャン・ガール落札歴

出所:筆者作成

非常に多くのレアリティや派生カードがあるのも、ブラックマジシャンガールの特徴でしょう。また、流通量が多いカードです。

レアリティによっては価格差が発生しやすく、全体的な販売実績は、数千円〜数百万円と非常に開きがあります。ここでは、特に人気が高い下記のレアリティ4種類の販売実績を紹介します。

  • ブラック・マジシャン・ガール 20TH-JPC55 20th シークレットレア
  • 竜騎士ブラックマジシャンガール CPL1-JP004 アジア版シークレット
  • トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール G6-02 ウルトラレア
  • ブラック・マジシャン・ガール G3-11 シークレットレア

3.1 ブラック・マジシャン・ガール 20TH-JPC55 20th シークレットレア

2019年2月9日発売『20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION』に収録されている20thシークレットレアカード。

2種類あり、1枚目は劇場版前売り券のプロモカードと同じイラストの「型番:20TH-JPC55」。2枚目は、初期カードと同じイラストの「型番:DMMD-JP001」です。市販パックに収録されているカードでは「20TH-JPC55」が最も需要があるカードです。

登場時は、1万6000円程度の相場といわれています。しかし、時が経つごとに人気が増していき、数十万円の価値がつくほどのプレミアカードになりました。

<落札実績>

  • ブラック・マジシャン・ガール 20thSE JPC PSA 10:61万5000円
  • 【PSA10】ブラックマジシャンガール20thシークレット JPC55:44万9800円
  • 遊戯王 ブラックマジシャンガール 20th PSA10 PSA公式フレーム付き:42万円

3.2 竜騎士ブラックマジシャンガール CPL1-JP004 アジア版シークレット

2014年5月17日発売の「コレクターズパック-伝説の決闘者編」で収録されたカード。ブラック・マジシャン・ガールとドラゴン族モンスターの融合によって特殊召喚できます。

多くのレアリティがありますが、最も高額で取引されるのは、アジア版シークレットCPL1-JP004です。

<落札実績>

  • 竜騎士ブラックマジシャンガール アジア シークレット:20万円
  • 竜騎士ブラック・マジシャン・ガール アジア版 シク:18万円
  • 竜騎士ブラック・マジシャン・ガール (アジア版シークレットレア 新シク):17万5000円

3.3 トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール G6-02 ウルトラレア

2001年に「GBA 遊戯王デュエルモンスターズ6 エキスパート2 特典」に収録されたトゥーン化されたブラックマジシャンガール。現在は入手困難なカードですが、トゥーン化して容姿も非常に可愛らしくなり、ファンが多い一枚でしょう。

<落札実績>

  • 遊戯王博士専用 PSA10 トゥーンブラックマジシャンガール G6-02 ウルトラ 5つ目 :30万円
  • PSA10 トゥーンブラックマジシャンガール G6-02 ウルトラレア 遊戯王 ①:27万8000円
  • トゥーン・ブラック・マジシャン・ガール UR:13万円

3.4 ブラック・マジシャン・ガール G3-11 シークレットレア

2000年7月25日~8月27日に開催された「遊戯王デュエルモンスターズIII 三聖戦神降臨 公式大会 ストリートデュエル レジェンド オブ パワー」の優勝者に贈られたカードです。

世界に数千枚しかないといわれている初期カードの「ブラック・マジシャン・ガール」です。驚くべき価格で取引されています。特に台紙付きは高額です。

<落札実績>

  • ブラックマジシャンガール シークレット magiグレード済み magi特価:514万8000円
  • 【台紙付】ブラックマジシャンガール シークレットレア シクガール:750万円 【希少】ブラック・マジシャン・ガール シークレットレア magiグレード済み: 500万円

4. 遊戯王OCGが25周年! アイドル的存在・ブラック・マジシャン・ガールの人気

落札歴のポイント

出所:筆者作成

遊戯王は25年前に始まったトレーディングカードゲームです。当時、小学生だった方も、今ではいい大人。今も大切に保管されている「皆さんのブラック・マジシャン・ガール」がいるご家庭もあるでしょう。

もし「大切に扱ってくれる次の方に託したい」と思っているのであれば、売却を考えてもいいかもしれません。人気の初期カード・限定プロモカードは、桁違いの需要があります。

参考資料

青木 絵莉華