4. リユース品である「書籍」の購入単価平均額は5700円ほど

本やCD・DVD、ゲームなど、身近なものを売り買いできるブックオフ。ここからは、リユース品の購入単価などを紹介します。

環境省環境再生・資源循環局総務課リサイクル推進室が公表した「令和3年度 リユース市場規模調査 報告書」によると、品目別の中古品・リユース品の購入単価の全体平均額のうち、「書籍」は1人あたり5760円です(令和3年度推計)。平成31年度の推計は4461円ですので、比較すると1299円増加していることがわかります。

ちなみに、フリマアプリやネットオークションなどの「CtoC-EC」における、2020年時点の推定市場規模は 1兆9586億円でした。CtoC-ECの市場規模の経年変化を見てみると、2016年が1兆3039億円、2018年が1兆5891億円となっており、毎年増加していることがわかります。

5. 中古品を売る前には、私物が入っていないか確認したい

いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「中古の漫画に入っていた、テストの解答用紙」を紹介しました。

店舗型のリユースショップのほか、ネットオークションやフリマアプリを利用している方も多いのではないでしょうか。

中古品を販売する際は、念のために「私物が混入していないか」をしっかり確認することが大切といえそうですね。

参考資料

小野田 裕太