【70歳代】おひとりさまシニアの老後の柱「貯蓄や年金月額」の平均はいくら?【2023年下期アーカイブ】
ひとり暮らしの高齢者世帯数は増加傾向に
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LIMOが2023年下半期にお届けした記事から、注目の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2023年7月17日)
今のご時世、70歳代というとまだまだ元気な方が多いイメージです。
老後の趣味にいそしんでいる方もいれば、まだまだ現役で働かれている方も多いのではないでしょうか。実際に筆者が証券会社での営業を行っていたときのお客様の中にも現役で働かれている方もたくさんいらっしゃいました。
昔は60歳が定年と言われておりましたが、65歳まで働くことが当たり前のようになり70歳でも働いている方が多いのが現状です。
ではなぜ70歳代になっても働かれている方が多いのか。今回は、70歳代の単身世帯のお金事情について考えていきたいと思います。
1. 70歳代「おひとりさま世帯」の貯蓄。平均や中央値とは
まずは70歳代の単身世帯の貯蓄事情を、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」をもとに見ていきましょう。
70歳代の単身世帯の金融資産保有額の平均は1433万円。中央値が485万円と平均と大きく乖離が出ています。
執筆者
ファイナンシャルアドバイザー/元証券マン/AFP/一種外務員(証券外務員一種)
立命館大学卒業後、みずほ証券に入社。主にリテール営業に従事。富裕層顧客から未上場法人に対して株式や投資信託の販売、事業承継など、資産運用コンサルティング業務に携わる。その後、広告業界にて法人顧客に対しての新規開拓・コンサルティング業務に従事。現在は長年のコンサルティング業務で培った経験を基に、個人向け資産運用、保険の見直しのコンサルティング業務を行う。AFP(Affiliated Financial Planner)、一種外務員(証券外務員一種)の資格を保有。大阪府出身。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。